どちらもアイルランドを本拠地としている航空会社ですが、エアリンガスの株を約30%保有する筆頭株主はライアンエアーという、ちょっと変わった関係。
事の発端は4月13日にライアンエアーがツイートした内容。
Low Fares have come to @DublinAirport T2 at last
Fly from T1 for the lowest fares made simple http://t.co/cKIUNTtzTl pic.twitter.com/69aJYvuqLx
— Ryanair (@Ryanair) 2015, 4月 13
ダブリン空港でライアンエアーはターミナル1、エアリンガスはターミナル2を使用していますが、わざわざターミナル2で"ウチのほうが安い"とライアンエアーがアピール。翌日エアリンガスが対抗してツイートしたのはこちら。
Fly from T2 at @DublinAirport to central locations across Europe. T1 gets you nearly there, we get you really there. pic.twitter.com/Lxy5olM1Yq
— Aer Lingus (@AerLingus) 2015, 4月 13
ライアンエアーは所謂セカンダリーエアポートと呼ばれる、大都市から離れた空港に多数就航。例えばエアリンガスはパリのシャルルドゴール空港に就航していますが、ライアンエアーは離れたボーヴェ空港に就航。
nearlyとreallyを使って上手にエアリンガスの利便性をアピール。
これで終わりかと思えば、翌々日。ライアンエアーはこちらをツイート。
Ryanair 10 times bigger! 10 times better!
#EuropesNo1 #LowFaresMadeSimple pic.twitter.com/IZ60mzhPRC
— Ryanair (@Ryanair) 2015, 4月 15
やはりエアリンガスに比べるとクオリティが・・・・・・。
エアリンガスの勝利といったところでしょうか。
ライアンは煽るのが大好き。
数年前まではよく航空機の側面にメッセージが。
画像はBye Bye EasyJetのパターン。
こういったパフォーマンスは見てる分には面白いので、日本でもどっかのLCCが桃味とバニラ味のアイスクリームを販売するくらいことはやってみても良いんじゃないかと。
トニーに期待してますw