去年までは一部の都市以外はほとんど使えませんでしたが徐々に地方にも広まり、2014年ではイギリス全土でそこそこ使えるレベルになりました。
2014年6月現在、イギリスではEE・O2・Vodafone・Threeの4社が4Gを提供していますが、やはり圧倒的にエリアが広いのはEE。
ということで、今回はEEの4Gプリペイドsimカードを購入し、利用してみました。
購入したのは、EEのプリペイド(PAY AS YOU GO)simカード。
購入場所はロンドンはもちろん、小さな街にも必ずあるEEのショップ。
空港では売っていないので街まで我慢しましょう。
今回購入したsimカードはこちら。
Great SIM offers on pay as you go
15ポンド、日本円で約2500円分をトップアップすると、10GB分使えるという素晴らしいsimカード。
ポイントは15ポンド分は自由に使え、トップアップすることで10GBが実質無料という点。
この15ポンド分は通話なら200分程、さらにデータ通信をするなら1GB-10ポンドくらい使えます。
しかし短期の滞在だとまず10GB以上使うことはまず無いますし、イギリス国内に電話する頻度も少ないでしょう。日本に電話するなりして15ポンド分は使ってしまうのが得策かもしれません。
尚、15ポンドトップアップすることが10GB使える条件なので、決して10ポンドや20ポンドをトップアップしないでください。10ポンドトップアップしても10GBは使えません。
また、10GBのデータ通信は90日間という有効期限があるので、中長期滞在される場合はご注意を。
購入する際は、「短期で滞在するので4Gで10GB使えるsimが欲しい!」なり、適当に言えば大体伝わります。
使い方は簡単。
お店のスタッフに言えば設定をしてくれますし、自分でやる場合も基本的にはsimカードを挿せば勝手に繋がるはず。
尚、10GBを使いはじめる前に、50MB分が無料で付いてきます。
登録と言っても、電話番号を入力するくらい。30秒程で完了します。
この登録が終わってから、ようやく10GB分が使える・・・という仕組みです。
アプリ等を使っていて、急に繋がらないな・・・と思ったらブラウザで適当なサイトを見て下さい。
きっと上のような画面が表示されるはずです。
肝心の速度。
イギリスのADSLより全然速い!!!素敵!!!
現在EEは4G・Double speed 4G・LTE Advancedという3種類のLTEがありますが、このsimで基本的に利用できるのは4Gかダブルスピード4G。
ダブルスピード4Gは利用エリアが限られますが、ほとんどの観光客が滞在するであろうロンドンであればエリア内なのでご安心を。
上の画像はダブルスピード4Gエリア内で測定してみました。
ダブルスピード4Gでないエリアだとそこまで速くはないものの、3Gよりはマシ。
イギリスも進歩しましたねぇ・・・・・・。
simを買う上での注意事項は特に無し。
パスポート等を見せる必要は無いですし、店員にsimカードが欲しいと言えばすぐ買えます。
simは通常サイズとmicroに対応している、ベタなやつ。
トップアップをするために必要なトップアップカードも付いてきますが、短期滞在なら不要ですね。
唯一気をつける点は、普段日本で見ているホームページがブロックされている場合。
別に18禁のページではないのに、見たいホームページが表示されないことがたまにあります。
イギリスで発行されているクレジットカードを所有している場合は、ブラウザからブロックを簡単に外すことができますが、多くの日本人には無理は話。
なので、EEのショップで「content blockedを外したい」と言って外してもらいましょう。
パスポートが必須なのでお忘れなく。
年齢さえ確認できれば数分で手続きは終了するので、気になる方はsimカード購入時に頼むのもアリですね。
と言っても、ほとんどの方はブロックが有りのままでも問題無いと思います。
また、当たり前ですが4G未対応エリアであれば3G、最悪2Gで接続する事になります。
EEの4Gエリアは2014年までにイギリスの人口の98%まで対応予定とのことなので、観光や出張で行くならまず気にする必要はありませんが、気になる方はリンク先でエリアの確認をしてください。
4G Coverage Checker | UK Mobile Phone Coverage | EE
ロンドン近辺であれば間違いなく4Gが使えます。
3Gであればもっと安くイギリスのデータ通信を楽しむことができますが、多少高くても快適な通信速度をお望みの方は、このEEのsim・プランがオススメです。
是非イギリスでも快適なモバイル環境で素敵な旅にしましょう(๑´ڡ`๑)