さりげなく、4月10日からジェットスター日本国内線の支払手数料が値上がりしています。

4月10日から、ジェットスターの国内線の支払手数料(予約手数料)が100円値上げしています。

以前はクレジットカードでもコンビニ等で支払うウェルネット決済でも一律一人200円が請求されていましたが、4月10日から300円になっています。

これが今日の画面。

つい先日までは200円だったのに・・・。

たった100円ぐらい良いじゃないか!と思われる方もいるかもしれませんが、10円単位で価格競争を行なっているLCC業界で、100円はデカい!

ちなみに予告なしで値上げしたわけでなく、1月の時点で発表はされています。超小さくw
ワタクシは気がついておりましたw忘れてたけどw




4月12日現在、国内線LCC各社のクレジットカードでの支払いの場合、支払手数料は
ジェットスター・ジャパン:300円
エアアジア・ジャパン:200円
ピーチ:315円
となっております。

ちなみにこの支払手数料、LCCではほぼ100%の確率で加算される手数料ですが、一般的に自社のクレジットカードを使って支払う場合は手数料が加算されない仕組みが基本です(バウチャーでの支払いの際はほとんどが手数料無料)。

例えばジェットスターはオーストラリアでジェットスター・マスターカードを発行しています。


このカードで支払うと、ジェットスターでの支払手数料をは不要です。日本からのお申し込みは無理ですがw

世界のLCC各社は自社のクレジットカードに入会させてそこからも儲けを取るのが常套手段。
手数料の高さでも有名な欧州のLCCライアンエアーでは、日本円に換算すると自社以外のクレジットカードの場合2000円前後の手数料がかかることもありました。

日本の場合少額ですが、200円も300円もかかる手数料ってどんな?とツッコみたくなりますが、そういうもんなんです。
日本だけの話じゃないんです。でも唯一許せないのは、最終画面で加算される仕組みですね。
だったら、最初から支払い手数料込の値段で表示させろよ!と思います。

世界的には2009年頃から、

「手数料は取れるだけ取れ!最初は安く表示させておいて最後にボッタクれ!(見た目安いけど、実は高い)」商法

がLCC各社で行われるようになりましたが、昨年頃から

「もう手数料がかかることはバレちまったんだから、最初から教えちゃうぜ!最低でもこの値段がかかっちゃうぜ!ちゃん見とけよ!顧客思いだろ!」商法

に切り替わってきましたね。特に欧米ではこの最後に値段が上がる仕組みが、会社そのものの評価を下げる原因になってきたからだと思います。個人的には非常に良いことだと思います。VIVA 明朗会計!

日本では昔から「見た目安いけど実は高いぜ」商法が許されてる国ですからね。
まあその料金表示の仕組みについては、また後程書くことにして、今回のジェットスターの支払い手数料の値上げはもうすこしきちんと表示すべききだったと思います。

ジェットスターのお知らせって小さいんですよねー。そこら辺改善したほうが良いと思うんですが。
手数料だけじゃなく、欠航のお知らせも小さいですからね。