イギリスの空港に到着して入国審査場に行くと誰もいない・・・という嘘みたいな本当の話

テロ警戒レベルが1段階引き上げられたばかりのイギリスで8月27日に起きた話。
デイリー・メールの記事です。
Ryanair passengers stranded at Derry airport for TWO HOURS because no one was manning passport control checkpoint | Mail Online

アイルランドのLCC、ライアンエアーのスペインからのフライトが北アイルランド第2の都市、デリー空港(City of Derry Airport)に到着し、乗客が飛行機から降り入国審査場に行くと誰もいないとい事件が発生。

原因はパスポートをチェックする入国審査官が不在という単純な理由。

デリー空港は乗客に飲み物やサンドイッチを無料で提供しましたが、どこの空港も入国審査場前のスペースなど、たかがしれているもの。

デリー空港はLCCしか発着しなし小さな空港なのでベンチの数も限られ、多くの乗客は立ったままか、床に座っていたとのこと。

結局2時間後に入局審査官が来て事なきを得ましたが、遅れによる列車やその他の料金の責任は空港側は負えないとのことで、空港内の駐車場だけが無料で提供されました。

入国審査を担当する内務省は調査をするとのことです。



さて、今回の記事のミソは、デイリー・メールのタイトルが"Ryanair passengers"から始まる点です。
ライアンエアーは一つも悪くないのに、タイトルだけ見るとまるでライアンエアーに非があるかのよう。
ヨーロッパのメディアはライアンエアーを虐めるのが好き。いや、ライアンエアーに限らずLCCはよくメディアのネタにされます。

日本でも同じ???
Source:
Ryanair passengers stranded at Derry airport for TWO HOURS because no one was manning passport control checkpoint | Mail Online