旧型のルートマスターはもちろん、2012年にボリス・ジョンソン市長の主導で導入したニュールートマスターも今ではロンドンの顔。
とは言うものの、ニュールートマスターが走っているのは一部の路線のみ。
見かけるバスのほとんどは、こういった従来から運行を続けているタイプ。
しかしこのタイプのバスも年々進化しており、2014年からはニュールートマスターの影響を受けた新型バスが登場。
新型というよりはリニューアルに近いんですが、こちらが新型バス。まだあまり走っていませんが、ピカデリーやオックスフォードあたりなら5分に1本は見れるはず。
正面からの見た目は変わらず。方向幕が黄色からニュールートマスターと同じ白に変わった程度。
じゃあ何が変わったの?と言えば後ろ姿。
まるでニュールートマスター!!!
英語だとnew Wrightbus Gemini 3 double deckerがとりあえずの名称。
もちろんニュールートマスターと同じライトバス社製。ボルボのシャーシ。エンジンはメルセデスというのはお決まりですね。
屋根は丸みを帯び、全体的にニュールートマスターのデザインを取り入れているのは間違いないでしょう。知る人ぞ知る新型バスといったところ。
さて、こちらがニュールートマスターの後ろ側。
よく見たら全然違うじゃねーかよ!と意見もありますが、街中で見ると意外と似てるんです。
だって、旧型の後ろ側ってこんなんですよ?
このゴッツい感じがたまらないんですが、丸みを帯びたデザインの方が近未来っぽくて個人的には好き。
今後ロンドンで導入されるバスの大半はこの新型のバスになるようで、見かけることも多くなるかと思います。