詳細については7月末に発表があるはずなので、今色々議論しても無駄なんですが自分の考えを長々とw30分くらいで書いた記事なので誤字脱字があるかもしれませんが、そこは適当に解釈をw
さて、エアアジアは何が悪かったんですかね?
ウェブサイト、使いにくかったですか?
色々な記事読むと、ウェブサイトがすごい不評です。
自分はまったくそんなこと思わなかったんですけどね。寧ろ使い慣れていたので至って普通。
海外のLCCなんてもっと酷いホームページありますけど、みんな文句言わずに使ってます。
日本はほとんどのウェブサイトが見やすく完成されてますからね・・・。使いづらいという事も理解は出来るんですが。
日本はほとんどのウェブサイトが見やすく完成されてますからね・・・。使いづらいという事も理解は出来るんですが。
しかし海外では安ければ文句を言わずに乗ってくれる層がいます。
喜ばしいことかもしれませんが、日本にはそういった層は限りなく少ない。
例えばエアアジアは東南アジアのまったく飛行機に乗ったことのない層に狙いを定めました。
ヨーロッパのLCCは、出稼ぎにきている移民達に人気です。
多少不便でも、多少遅れや欠航があったとしても、お金には変えられないのです。
彼らは安さを何よりも重視しています。
日本人は遅れや欠航の可能性があるなら、多少高くてもANAやJALを選ぶ傾向があります。そのほうが安心ですからね。
飛行機はもちろん、鉄道やバス、すべての交通機関は遅延が当たり前な海外。
一方、日本では定時運行があたりまえです。
ANAやJALは毎年のように定時到着率、世界No.1をアピールしてます。
すごいことなんですが、これが当たり前の国にLCCを根付かせるには時間が必要。
仕事でもなんでも時間に厳しいですからね。
すごいことなんですが、これが当たり前の国にLCCを根付かせるには時間が必要。
仕事でもなんでも時間に厳しいですからね。
一方、とにかく「価格」が重要なLCCというビジネスに対し、エアアジアジャパンは料金が競合他社に比べ安くなかったという事実があります。
ジェットスターがタダ同然のセールを行いつつ、知名度を高めていったのとは反対に、エアアジアはなかなか低価格のセールをせず、知名度を上げようとする努力をしていたのか疑問です。
一般にLCCは就航直後1~2年はありえない価格でキャンペーンを行い、知名度を上げる手法が多い。TV等でCMを行うよりは、そういったキャンペーンにお金をかけてとにかく利用してもらう。
エアアジア自身もそうやって利用者を増やしていったはずなのに、なぜしなかったのか疑問。
もちろん日本は他国に比べ空港使用料なり燃料税といった空港関連コストが高めということも要因の一つだとは思いますが、競合のジェットスターは最低価格保証を行い、徹底した「安さ」をアピールしたのに対し、なぜエアアジアは対抗措置を取らなかったのか。
ANAなりエアアジアはこの1~2年にある程度お金をかければ、いくらでも数年後に回収できるとわかっていたはず。
なのにしなかった。
いや、しなかったのではなく、出来なかったが正しいのか。
この提携解消については昨年末から検討していたといいうことですが、怪しいったらありゃしない。
ANA、LCC向けにA320新造機3機をリース契約
特に今年の3月のA320をANAがリース契約したときは、ANAもエアアジアに力をいれるつもりかー!と思ってましたが、甘かった。
全ては提携解消後のためと考えるのが自然。
現在エアアジアジャパンが運航している機材は本国エアアジアへ返却するため、9月から減便が発生する予定。
まあ、現時点では予約率も低いし、ANAに振替するなりこの新しい機材を使うなり方法はいくらでもありますね。
役員の方もこう言ってますし、吸い取れるとこだけ吸い取ったって感じ。
ま、何も言えないのかもしれません。自分達のノウハウだけANAに持ってかれたようなもんで、エアアジアは何も得てないですからね。
個人的にはエアアジアが単独で日本に乗り込み、国内のマーケットを破壊し、FSAを潰して欲しいと思ってましたw個人的に国内線はJALとANAのうち、一社で十分かと。
ANAはそれを完璧に防御。巧すぎる。
一方でANAはピーチを立ち上げ、エアアジアのノウハウは全てピーチに。
なんということでしょうw
エアアジアはANAから主導権を握れず、改善策もロクに出来ない。一方ANAはエアアジアジャパンの社長を交代させ、なんとかなるよー!アピールw実際は何も変わらないのに。
本当にここまで考えていたならすごいんですが、ANAHDは考えていたと思うんですよね。
それくらいLCCというかエアアジアには力があるし、日本の空に本当に「革命」を起こすくらいの力がある。
トニーは昨年5月の記者会見時、壇上で桃を食べるというパフォーマンスをする予定だったとかw
強気ですよねwwwでも本当に自信があったんでしょう、当時は。
他国のようにはやはりいかない。それが日本。ガラパゴスと言う表現がぴったり。
今後気になるのはエアアジアの日本再進出と、エアアジアジャパン現在の路線をどうするか。
エアアジアは間違いなく日本に再進出するでしょう。ただ、日本国内線に直ぐに就航するとは思えません。
まずは台北-成田線やソウル-成田線など国際線が中心のはず。
既にエアアジアは3~4人から打診を受けていると公表しています。
今年中にある程度発表してくるとは思います。
今回のニュースで良くも悪くも知名度がちょっと上がりましたからねw間を置かずに攻めたほうが良いかと。
そして、今のエアアジアジャパンの路線。ANAHDはエアアジアジャパンを完全子会社化した後、新LCCとして再出発させると発表しています。
そうなると気になるピーチの存在。
ピーチの井上店長は、絶対に拠点にしないと言っていますがどうでしょう。
ANAHDからすると、国内でLCC2社を運行するなんてありえないと思うんです。
成田の混雑する時間を避けても、スケジュール上はいくらでも成田を拠点化せずとも成田発着の路線を飛ばすことは可能。
そうなると、現在のエアアジアジャパンはピーチが引き継ぐと考えたほうが妥当。
もちろん、その際はピーチに出資している産業革新機構とFirst Easternの合意が必要ですが、大きなハードルではないと考えます。
ここまでピーチのブランドが浸透しているのに、新しい名前のLCCを一からやるなんてありえない。
ピーチTOKYOとかならわかりますけど、国内なんだし、ピーチがそのまま引き継ぐと思うんですよね。
もしくは新LCCがピーチを飲み込むか。
いずれにせよ選択肢は限られます。
ただ、ANA側は新LCCについて「日本の市場に合ったきめ細やかなサービスを売り物にしたい」というわけのわからない事を言っており、やっぱりこの国は変だな、という結論になりますw
たぶん、ANAは本気で日本人のニーズとLCCが合わないとか考えてそうなんで、このANAが考える新LCC構想がちょっと怖いですw
と、色々好きなことを書いてみましたが、学生時代の友人達もこのエアアジア撤退に関しては結構興味があるようで、色々教えてもらいましたw
そういったことを踏まえて、この記事を書いてみました。
海外では今回のエアアジア撤退を多くの報道機関が伝えています。
CAPAも早速まとめてます。
AirAsia Japan collapses after AirAsia Group was too bearish while ANA lacked experience
CAPAはグローカリゼーションがエアアジアに無かったと言ってますね。日本なら日本のやり方に合わせるべきだったと。
実はエアアジアは過去にも日本と同じような事例があって、インドネシアでも苦しみました。
インドネシアもネットで航空券を買うという文化?があまり浸透していなくて、結構大変だったんです、確か。単純にインドネシアでネットを利用できる層が少なかっただけだったかな?ちょっと忘れましたw
いずれにせよ、結局10000万ドル近いお金を出してインドネシアのエアライン、Batavia Airを買収して、旅行代理店で航空券を販売できるシステムを構築し、現在は20機以上を有する、インドネシアエアアジアとして成功してます。
この時エアアジアはローカルのやり方に合わせる必要性を学んだはずなのに、というのがCAPAの記事に載ってました。
でもエアアジアジャパンもコンビニ支払いとかできるし、何が何でも日本に合わせるのは変かな。
それはトニーも思っているはずで、エアアジアスタンダードが日本で受け入れられると思ったはず。
ま、結局こうなってしまいましたがwww
CAPAを含む海外メディアは他にも、就航時に遅延や欠航を無駄にアピールする日本のメディアや、鉄道やその他交通機関が滅多に遅れないという、日本独自の事情を書いている記事が多く、自分や友人たちの意見とほぼ似た感じ。
エアアジアはスカイマークと?なんて話も出てますが、これから春秋航空も国内線に参入する予定ですし、どこかと組まなくても日本でやっていけるんだ!っていうのをエアアジアは見せて欲しいです。桃を食うパフォーマンスでも好きな事をやって日本で暴れて欲しいw
さて、いつかエアアジアが国内線に戻ってくる日が来ることを願って、10月までの間に1回くらい乗りにいってこようかなw
いや、しなかったのではなく、出来なかったが正しいのか。
この提携解消については昨年末から検討していたといいうことですが、怪しいったらありゃしない。
ANA、LCC向けにA320新造機3機をリース契約
特に今年の3月のA320をANAがリース契約したときは、ANAもエアアジアに力をいれるつもりかー!と思ってましたが、甘かった。
全ては提携解消後のためと考えるのが自然。
現在エアアジアジャパンが運航している機材は本国エアアジアへ返却するため、9月から減便が発生する予定。
まあ、現時点では予約率も低いし、ANAに振替するなりこの新しい機材を使うなり方法はいくらでもありますね。
役員の方もこう言ってますし、吸い取れるとこだけ吸い取ったって感じ。
「コスト削減など、LCCのノウハウは十分に学べたので、今後の運航に生かしたい」 SankeiBiz色々トニーは言いたいことがあるんでしょうが、今のところほとんど沈黙。株の売却額とちょっとしたコメントだけ。
ま、何も言えないのかもしれません。自分達のノウハウだけANAに持ってかれたようなもんで、エアアジアは何も得てないですからね。
個人的にはエアアジアが単独で日本に乗り込み、国内のマーケットを破壊し、FSAを潰して欲しいと思ってましたw個人的に国内線はJALとANAのうち、一社で十分かと。
ANAはそれを完璧に防御。巧すぎる。
一方でANAはピーチを立ち上げ、エアアジアのノウハウは全てピーチに。
なんということでしょうw
エアアジアはANAから主導権を握れず、改善策もロクに出来ない。一方ANAはエアアジアジャパンの社長を交代させ、なんとかなるよー!アピールw実際は何も変わらないのに。
本当にここまで考えていたならすごいんですが、ANAHDは考えていたと思うんですよね。
それくらいLCCというかエアアジアには力があるし、日本の空に本当に「革命」を起こすくらいの力がある。
トニーは昨年5月の記者会見時、壇上で桃を食べるというパフォーマンスをする予定だったとかw
強気ですよねwwwでも本当に自信があったんでしょう、当時は。
ANAとの合弁破談で描くエアアジアのLCC ダイヤモンドオンライン結局日本は外資の規制もあるし、当分今の状況が続くでしょう。
他国のようにはやはりいかない。それが日本。ガラパゴスと言う表現がぴったり。
今後気になるのはエアアジアの日本再進出と、エアアジアジャパン現在の路線をどうするか。
エアアジアは間違いなく日本に再進出するでしょう。ただ、日本国内線に直ぐに就航するとは思えません。
まずは台北-成田線やソウル-成田線など国際線が中心のはず。
既にエアアジアは3~4人から打診を受けていると公表しています。
エアアジア、ANAとのLCC合弁事業解消-運営めぐり対立 Bloombergこの3~4人の方が何者なのかわかりませんが、投資家なり商社の方でしょう。
今年中にある程度発表してくるとは思います。
今回のニュースで良くも悪くも知名度がちょっと上がりましたからねw間を置かずに攻めたほうが良いかと。
そして、今のエアアジアジャパンの路線。ANAHDはエアアジアジャパンを完全子会社化した後、新LCCとして再出発させると発表しています。
そうなると気になるピーチの存在。
ピーチの井上店長は、絶対に拠点にしないと言っていますがどうでしょう。
「エアアジアとの統合にメリットなし」 日経ビジネスオンライン成田に飛ばないって言っておきながらちゃっかり成田に飛ぶし、この人の言ってることは他社を欺くために嘘しか言わない気がしてwブラフばっかw
ANAHDからすると、国内でLCC2社を運行するなんてありえないと思うんです。
成田の混雑する時間を避けても、スケジュール上はいくらでも成田を拠点化せずとも成田発着の路線を飛ばすことは可能。
そうなると、現在のエアアジアジャパンはピーチが引き継ぐと考えたほうが妥当。
もちろん、その際はピーチに出資している産業革新機構とFirst Easternの合意が必要ですが、大きなハードルではないと考えます。
ここまでピーチのブランドが浸透しているのに、新しい名前のLCCを一からやるなんてありえない。
ピーチTOKYOとかならわかりますけど、国内なんだし、ピーチがそのまま引き継ぐと思うんですよね。
もしくは新LCCがピーチを飲み込むか。
いずれにせよ選択肢は限られます。
ただ、ANA側は新LCCについて「日本の市場に合ったきめ細やかなサービスを売り物にしたい」というわけのわからない事を言っており、やっぱりこの国は変だな、という結論になりますw
エアアジアとの共同事業解消を発表 業績低迷で Reutersそんなサービスの議論なんていいから、さっさと無サービスで運賃が安いLCCをこの国に飛ばしてくれと心から願います。
たぶん、ANAは本気で日本人のニーズとLCCが合わないとか考えてそうなんで、このANAが考える新LCC構想がちょっと怖いですw
と、色々好きなことを書いてみましたが、学生時代の友人達もこのエアアジア撤退に関しては結構興味があるようで、色々教えてもらいましたw
そういったことを踏まえて、この記事を書いてみました。
海外では今回のエアアジア撤退を多くの報道機関が伝えています。
AirAsia abandons Japanese venture with ANA Financial TimesMaybe AirAsia Japan’s problem was that Japan just doesn’t need three low-cost airlines、なんてタイトルの記事もあって、ちょっと納得w
CAPAも早速まとめてます。
AirAsia Japan collapses after AirAsia Group was too bearish while ANA lacked experience
CAPAはグローカリゼーションがエアアジアに無かったと言ってますね。日本なら日本のやり方に合わせるべきだったと。
実はエアアジアは過去にも日本と同じような事例があって、インドネシアでも苦しみました。
インドネシアもネットで航空券を買うという文化?があまり浸透していなくて、結構大変だったんです、確か。単純にインドネシアでネットを利用できる層が少なかっただけだったかな?ちょっと忘れましたw
いずれにせよ、結局10000万ドル近いお金を出してインドネシアのエアライン、Batavia Airを買収して、旅行代理店で航空券を販売できるシステムを構築し、現在は20機以上を有する、インドネシアエアアジアとして成功してます。
この時エアアジアはローカルのやり方に合わせる必要性を学んだはずなのに、というのがCAPAの記事に載ってました。
でもエアアジアジャパンもコンビニ支払いとかできるし、何が何でも日本に合わせるのは変かな。
それはトニーも思っているはずで、エアアジアスタンダードが日本で受け入れられると思ったはず。
ま、結局こうなってしまいましたがwww
CAPAを含む海外メディアは他にも、就航時に遅延や欠航を無駄にアピールする日本のメディアや、鉄道やその他交通機関が滅多に遅れないという、日本独自の事情を書いている記事が多く、自分や友人たちの意見とほぼ似た感じ。
エアアジアはスカイマークと?なんて話も出てますが、これから春秋航空も国内線に参入する予定ですし、どこかと組まなくても日本でやっていけるんだ!っていうのをエアアジアは見せて欲しいです。桃を食うパフォーマンスでも好きな事をやって日本で暴れて欲しいw
さて、いつかエアアジアが国内線に戻ってくる日が来ることを願って、10月までの間に1回くらい乗りにいってこようかなw