搭乗記はこちら。
<搭乗記>スプリングジャパン IJ621 成田→広島
<搭乗記>スプリングジャパン IJ624 広島→成田
シート
世界各地のLCCを乗っていますが、スプリングジャパンの機材は737-800で189席という、LCC界ではド定番な仕様。にも関わらず、シートレイアウトはド定番は異なります。
シートマップを見ると、右側DEFの10列目がありません。
よって6列目～15列目は左右でシートピッチがまるで違います。
座った感じの印象では特に15列目ABCが最悪。
リクライニングが出来ないシートで、気持ち背もたれの角度もキツめ。これまで最も狭いと感じた某LCCのシートと同じ感覚を味わえます。
一方反対側の15列目DEFは、正直前方のフロントシートと遜色ないレベルのシートピッチ。
6列目～15列目DEFはどのシートも比較的広めですが、見た感じは15列目が一番広そうでした。実際に見て座らないとなんとも言えませんが。
知っている人が多いのか、すでに一部フライトでは15列目を中心に前方右側で座席指定をしている方がいるようですｗ
というのも、スプリングジャパンは事前に座席指定していない場合、勝手にシートが指定されます。
空席だらけのフライトでも1人客を容赦なく真ん中BEで指定 してくるので、やはり気になる方は事前に座席指定をするほうが無難。
事前予約であればスタンダードは200円。当日空港カウンターでの座席指定は500円。
200円というのは国内LCCではトップクラスの安さ。普段事前座席指定はしませんが、スプリングジャパンに限っては今後、200円を払います。
ちなみに737-800で189席仕様の機材を導入しているLCCの通常レイアウトはこんな感じ。
大抵1列目DEFがありません。
全ての席が狭いなら良いのですが、左右でこの差はないだろ・・・と。
というわけで、スプリングジャパンで事前に座席指定をする時は、6列目～15列目DEFを強くオススメします。
座席指定画面を見ると、一目瞭然ですね！
体操
以前記事にしましたが、やはりスプリングジャパンでも着陸前に春秋体操ならぬ「リラックス体操」があるようです。春秋航空日本も機内で春秋体操？イーアルサンスー！
スタッフの方に聞いた所、乗客の様子や機内販売の売れ行き、天候次第でやる・やらないを決めるとのこと。
例えば早朝便であれば、寝ている乗客が多く無理に体操を行うようなことはしないとか。
高松線はフライト時間が短いですし、現状では佐賀線を中心に体操を行っているようです。
機内販売
すでにまとめましたが、どうにかした方が良いですねｗスプリングジャパンの機内販売まとめ
売り方次第でもっと売れると思うんですけど。
あとは客室乗務員によって手際の良い人と悪い人に差があるように感じます。
いくら経験者と言っても、そこはやはり慣れが必要。
当分の間はフライト状況次第で機内販売が途中で終了してしまう場合も。
上で15列目を推しましたが、15列目あたりが機内販売だと一番最後になるので、絶対に機内販売を買いたい！って方には向いてないですねｗ特に高松線は要注意でしょう。
実際の予約
相変わらずホームページの調子が悪い。自分はクレジットカードを選択して決済したとこと、「情報が違います」と表示されましたが、会員IDから予約確認をしたとこと、問題なく支払済みになっていました。
たまに予約画面を開くと凄い遅いこともありますし、同じように感じている人は意外と多いはず。
比較的わかりやすい予約画面なだけに残念。
そして最も残念な点が、中国系なのに中国語にすら対応していない予約画面。
スプリングジャパン就航に合わせ日本語のホームページはリニューアルされましたが、スプリングジャパンの路線は今のところ春秋航空の中国語版や英語版では予約できない状態となっています。
中国語(簡体字)では辛うじて成田の文字が出ますが、予約はできません。
訪日観光客に人気の広島。利用したいという外国人の声を聞きますが、自分で予約するのが一苦労だとか。
コールセンターに電話しても、日本語か中国語のアナウンスしか無く、英語は無し。一応英語が話せる方はいるようですが、ガイダンスに添ってオペレーターと話すまでが大変です。
例えばこの時期、1万円以下で飛行機で首都圏-広島の移動が出来れば、外国人だけでもある程度の集客が見込めるはず。とことん中国カラーを消した代償かもしれません。
まとめ
他社と比べると色々出てきますが、まだ就航したばかり。あれこれ言ってもしょうがない。
普通に乗るだけなら問題はほぼ無いですが、もう少し頑張らないと心配ですね。頑張れスプリングジャパン(๑´ڡ`๑)