ライアンエアーが機内Wi-Fiを導入へ!もちろん・・・・・無料ですよ?

変化の男と自負するライアンエアーのマイケル・オレアリーCEOが新たなアイディアを発表しました。
今までも奇抜で乗客をバカにしたようなビジネスアイディアを取り入れ話題のライアンエアー。ここでCEOの過去の輝かしいアイディアを紹介!
●立ち乗り座席
2010年7月に発表されたました。
構想としては2003年にエアバスが発表しましたが、ライアンエアーが導入を検討というニュースが流れ、一躍有名になりました。
アジアでは春秋航空が導入を検討と報じられ、日本でもご存じの方もいるでしょう。

●FAT TAX
2009年に打ち出された"Fat Tax"。太り過ぎの人から別料金を取ってしまうとというもの。
その後いくつかの航空会社でも導入を検討しましたが、2013年にサモア航空が導入しただけ。

●有料トイレ
トイレを減らしてそこに座席を設ければもっと運賃を下げられるという理由で、トイレの有料化を検討しているとCEOが発言。結局冗談だと言い直しましたが、本気でやりそうな勢いでしたw

●預け荷物は自分で運べ
自分の荷物は自分で運びましょう、ということで、チェックインカウンターで荷物を預けるのではなく、機外の近くまで荷物を乗客に運ばせる案。
もちろん安全面の観点から実現はしませんでしたw

●搭乗券を忘れた罰金40ポンド(約7500円)
ライアンエアーではオンラインチェックインが原則。
搭乗券を事前に印刷する必要がありますが、忘れるようなアホには40ポンドの罰金が妥当と発言。尚、40ポンドは高すぎるので結局15ポンド(約3000円)が現在では必要です。

●ワンマン運転ならぬワンマン操縦
昔と違って今は1人でも操縦できるから、飛行中は副操縦士に機内販売でも手伝わせれば良いと発言。
もちろん安全上の理由で実際には行っていません。

こんな素晴らしいアイディアと次から次へと思いつく素晴らしいCEOな訳ですが、ここ1~2年でサービスの向上に努めています。
ライアンエアーCEO"私が間違っていた!!!"CEOがサービス向上を約束!

先日発表されたのは、機内Wi-Fiサービスの導入。
現在、有名Wi-Fiプロバイダーと導入に向け話し合いを続けている模様で、早ければ2年後に実現予定です。もちろん無料です。

さらに、「笑顔あふれる内装でハッピーフライトw」を実現するため、機内の内装を変える予定。
現在のライアンの機内は落ち着かない黄色で溢れています。その黄色を今後は減らし代わりに青色をより多く取り入れるようです。
機内前方には笑顔いっぱいの乗客やスタッフの写真や目的地の写真も貼ることで、「笑顔いっぱいでハッピーなスタッフwwwが素敵な目的地までお連れします」という雰囲気を作ってくれるようです。
一時期は上を向いても前を向いても、アナウンスを聞いても広告だらけ。スタッフは愛想が無くて適当!がライアンエアーの個性だったわけですが、もうすぐ見納めかもしれません。

ラストが大西洋横断フライトの実現。こちらは以前より話が出ていたものです。ヨーロッパ-アメリカ間の長距離フライトになる為、それ用の機材の確保が現在の難しい点。3年後の実現を目指し、長距離路線用の系列ブランドを作ることや、より広い足元スペースを兼ね備えたビジネスクラスを設けることなど模索中。

今や1日に1600便を超えるフライトを運航しているライアンエアー。
稀にトラブルもある訳ですが、なんだかんだでネタが尽きないLCCなので嫌いになれませんw