2012年、就航時からのデータが出せる所は出したので、比較しやすいかなと思います。
*表の予約率は12月12日時点のものです。
ピーチ
国内線提供座席数 | 総旅客数 | 利用率 | *予約率 | |
2014年度 | 166320席 | 145477人 | 87.50% | 66.40% |
昨年比 | 124% | 123% | -0.30% | -1.70% |
2013年度 | 134,280席 | 117925人 | 87.80% | 68.10% |
2012年度 | 91440席 | 76340人 | 83.50% | 61.60% |
国際線
提供座席数 | 総旅客数 | 利用率 | *予約率 | |
2014年度 | 61200席 | 55466人 | 90.60% | 81.40% |
昨年比 | 115% | 119% | 3.10% | -1.50% |
2013年度 | 53280席 | 46604人 | 87.50% | 82.90% |
2012年度 | 36720席 | 29978人 | 81.60% | 73.00% |
さすがのピーチ。圧巻です。
プレスリリースによると
今年度の利用率は、国内線は前年と同水準、国際線は円安による海外発需要が堅調に推移した結果、前年を3.1%上回りました。特に韓国、香港線が好調で、期間を通じて満席又は満席近くの便が多くありました。ということで、海外発が好調だった様子。
それでも12月28日の国際線日本発97.3%を筆頭に、日本発も良い利用率をキープ しているので、インバウンドもアウトバウンドも絶好調!なのか。
注目すべきは国内線。
12月12日時点での予約率が66.4%だったのに対し、利用率は87.50%。
この短期間で20%UPはすごいですね。
昨年も似たような数値になっていますが、間際の予約でも十分安い、LCCならではといったところ。
ジェットスター
提供座席数 | 総旅客数 | 利用率 | *予約率 | |
2014年度 | 322560席 | 215881人 | 66.90% | 45.80% |
昨年比 | 152% | 115% | -21.40% | -24.20% |
2013年度 | 212400席 | 187457人 | 88.30% | 70.00% |
2012年度 | 122400席 | 96362人 | 78.70% | 65.50% |
国内線のみです。
12月に発表された予約率が50%を切っていたのでマズいだろうな・・・と思っていたら、案の定70%を下回る結果に。
実際の利用率が悪いのは予約画面を見れば一目瞭然ですが、価格を上げ過ぎた気がしますね。
1月3日、4日の東京・大阪・名古屋方面行きが80%を超えただけで、あとは60%~70%。
12月22日は50%ですからね。致命的。
期間中、自分も利用しようかと思い、ほぼ毎日価格チェックをしていましたが、価格設定に疑問を感じることもしばしば。
もちろん"利用率が高い=利益が高い"では100%無いのですが、もう少し工夫すれば75~80%には届いたかなと。
昨年88.3%という利用率を記録しただけあって、残念な結果でした。
バニラエア
国内線
提供座席数 | 総旅客数 | 利用率 | *予約率 | |
2014年度 | 38880席 | 32859人 | 84.50% | 78.00% |
昨年比 | 309% | 297% | -3.30% | -3.20% |
2013年度 | 12600席 | 11062人 | 87.80% | 81.20% |
国際線
提供座席数 | 総旅客数 | 利用率 | *予約率 | |
2014年度 | 27000席 | 24583人 | 91.10% | 86.50% |
昨年比 | 441% | 422% | -4.10% | -4.60% |
2013年度 | 6120席 | 5821人 | 95.10% | 91.10% |
国際線が特に好調。12月31日の成田着のフライトは99%という利用率。
成田発よりも成田着の方が利用率が高いとは、今の日本がよく現れている数字。
そういえば年末年始、東京では外国人の姿を至るところで見た、なんて話を聞きました。
バニラエアは外国人観光客増加の一翼を間違いなく担っているでしょう。
来年以降、少しでも日本で新年を迎える外国人の方が増えると良いですね。
スプリングジャパン(春秋航空日本)
提供座席数 | 総旅客数 | 利用率 | |
2014年度 | 28728席 | 18565人 | 64.60% |
初めての年末年始。利用率が4社中最低。
1月4日の成田行きが91.7%の他は、軒並み70%以下。
12月19日の成田発に限っては40%以下。
年末も酷い。
就航して1年も経っていないので、737円セール以外でも、毎週のようにセールをやって売れ残ってる席を3000円でも4000円でも良いから売れば、もう少しマシになる気がしますが。
実際、年末年始でも片道1万円のフライトがあったりと、間際の予約でも需要がありそう・・・だったにも関わらず、ここまで低い結果になったのはやはり知名度の低さでしょう。
番外編 スカイマーク
提供座席数 | 総旅客数 | 利用率 | |
2014年度 | 488249席 | 332683人 | 68.10% |
昨年比 | 120% | 121% | 0.20% |
2013年度 | 405684席 | 275651人 | 67.90% |
年末年始に何度もA330→737-800への機材変更が見られましたが、機材トラブルなのか、予約率が悪いから機材を変えたのか不明。
ANAとJALが満席の時に、A330のグリーンシートだけ空席だった日もあったので、きっと予約率が悪いから・・・と勝手に想像。
挙句、中部発着の初日の出フライトは欠航?中止?
飛んだという記事を見かけないのですが、どうなったのでしょうか。
人が集まらなかったのか、機材が足りなくなったのか、まったくわかりませんが、一年の初めを記念する初日の出フライトが中止になったのは縁起が悪いなと。
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