---b-mobile---MNP転入におけるイオンsimとスマホ電話simの違い。3G版。

最近、またb-mobileを契約したので、忘れないようにメモ。2013/04/26時点の情報を元にしています。

まず、現在、MNPで大手3社+イーモバイルから転出する場合、候補はb-mobileとso-netの提供するNURO LTE + Talk
NURO LTE + Talkについては以前記事を書きましたが、非実用的なので、実質b-mobileしか候補にならないでしょう。

b-mobileではMNPで音声通話に対応しているsimが2種類あります。


LTEを利用したい場合や、docomoのXi対応端末を利用したい場合は、スマホ電話simしか現状では対応していないので、イオンsimのことは忘れて下さい。LTEに関してはまた次の記事で。

今回はNexus 4やその他海外端末・国内のXi未対応といった3G端末を利用する場合についてです。



さて、イオンsimもスマホ電話simも実はほとんど同じです。なぜb-mobile側は統一しないのか疑問なんですが、細かく見ていきます。

契約方法

イオンsimはイオンの店舗でのみ契約が可能です。絶対にイオンに行く必要があります。
取扱店舗はこちらからご確認を。
平日午前中(目安は午後2時くらい?)のうちにイオンで契約すれば、高確率でsimが当日配送され、翌日には手元に届きます。

スマホ電話simはb-mobileのホームページからのみ契約可能です。
わざわざイオンに向かう必要がありませんが、契約完了からsimが届くまで多少長くなります。
最短で3日、長いと5日でしょうか。
例えば、月曜日に契約すれば、火曜日に発送、水曜日に手元に届く、ということになります。
ただ、上記を例にすると、月曜日の23:59までは携帯が使えます。
なので、実際に携帯が利用できなくなるのは火曜日以降~手元に届くまで、となります。

simカード種類
イオンsim: 標準SIMカード / マイクロSIMカード
スマホ電話sim: 標準SIMカード / マイクロSIMカード / ナノSIMカード
ナノSIMを利用する端末だとスマホ電話sim一択ですね。まあ自分で切れば関係ないですが。

音声プラン
イオンもスマホ電話simもほぼ同じです。
・イオン
プラン名プランSプランMプランL
月額基本料1,290円
通話料21円/30秒【37.8円/30秒】
無料通話分:1,365円(最大32.5分)
2,100円
通話料18.9円/30秒【33.6円/30秒】
無料通話分:2,835円(最大75分)
3,675円
通話料14.7円/30秒【26.25円/30秒】
無料通話分:5,250円(最大178.6分)

【】内はテレビ電話などのデジタル通信料

・スマホ
プラン名プランSプランMプランL
月額基本料1,290円
通話料21円/30秒【37.8円/30秒】
無料通話分:1,365円(最大32.5分)
2,290円
通話料18.9円/30秒【33.6円/30秒】
無料通話分:2,835円(最大75分)
3,710円
通話料14.7円/30秒【26.25円/30秒】
無料通話分:5,250円(最大178.6分)

【】内はテレビ電話などのデジタル通信料
違うのはプランM・Lの月額料金です。
Mの場合、イオンでは月額2100円に対して無料通話が2835円。スマホでは月額2290円に対して、無料通話が2835円と、イオンの方が若干得です
ただ、多くの利用者がプランSで運用していることを考えると、あまり関係ないかな、とは思います。

データプラン
これが1番ややこしいです。一刻も早く改善して欲しいです。
まずイオン。
データ通信プラン月額基本料通信速度
プランA980円150kbps
プランB2,980円400kbps
プランC4,980円Mbpsクラス
ベースは上のプランA・B・Cから選ぶ必要があります。

但し、翌月からは以下のプラン(月額定額シリーズ)に変更可能です。
サービス変更可能プラン
プラン名月額定額980月額定額1980月額定額2980
プラン内容通信速度上り下りともに150kbps
(ベストエフォート)
通信速度速度制限なし通信速度速度制限なし
利用可能
データ量
使い放題利用可能
データ量
料金月ごとに1GB(1000MB)利用可能
データ量
料金月ごとに2GB(2000MB)
・動画再生や連続したデータ通信は利用不可・利用可能データ量を使い切った場合は、
 上り下りともに150kbps(ベストエフォート)
 に制限されます
・利用可能データ量は翌料金月に
 引き継ぐことはできません
・利用可能データ量を使い切った場合は、
 上り下りともに150kbps(ベストエフォート)
 に制限されます
・利用可能データ量は翌料金月に
 引き継ぐことはできません


自分も利用してて、イチオシの月額定額1980を申し込むためには、必ずプランA・B・Cのどれかを契約し、1ヶ月間は最低でも利用し、その後プランを変更することによって、月額定額1980が利用できるようになります。
なんという不便さ。
さらに、プランA・B・C➡月額定額980・2980といったプラン変更は不可能です。
絶対にプランA・B・Cからは月額1980にしか変更できません。
なぜこういうややこしいプラン設定にするか謎です。


逆にスマホ電話simはシンプルです。
プラン名月額定額980月額定額1980月額定額2980
月額基本料980円1,980円2,980円
プラン内容通信速度上り下りともに150kbps
(ベストエフォート)※3
通信速度速度制限なし通信速度速度制限なし
利用可能
データ量
使い放題利用可能
データ量
料金月ごとに1GB(1000MB)利用可能
データ量
料金月ごとに2GB(2000MB)
・動画再生や連続したデータ通信は利用不可・利用可能データ量を使い切った場合は、
 上り下りともに150kbps
(ベストエフォート)に制限されます
・利用可能データ量は翌料金月に
 引き継ぐことはできません
・利用可能データ量を使い切った場合は、
 上り下りともに150kbps
(ベストエフォート)に制限されます
・利用可能データ量は翌料金月に
 引き継ぐことはできません
通信ネットワークドコモFOMA®3Gネットワーク(Xi対応端末は利用できません)

最初から月額定額シリーズを選ぶことが可能です。
プランA・B・Cは忘れて下さい。
イオンもこれに合わせろよ!とは思いますが、何らかの事情があるんでしょう。



と、イオンsimとスマホ電話simをまとめてみました。
イオンsimでもスマホ電話simのどちらでも良いと思うのでお好みで。

音声プランをMかLにしたい場合はイオンがちょっとお得ですね。

ただ、b-mobileとして力を入れているのはスマホの方のはずなので、今後サービス改善が期待できるのはスマホですかね?

イオンsimは優良プラン月額定額1980に移行する手間がかかるので、オススメしませんが、MNPの切り替えが最短なのは間違いないので、なるべく早く携帯電話が使えるようになりたい方は、イオンsimも十分候補とは思います。

尚、これらの情報は不正確な部分も含まれます。是非それぞれの公式ホームページでご確認下さい。
間違っている部分等がありましたら、ご指摘下さると嬉しいです。