その中でも人気の観光地として名前が挙がるタイのバンコク。
2013年には、約500万人の中国人観光客がタイを訪れていると言われています。
そこに目をつけたのがリトアニアのチャーター系航空会社のスモールプラネットエアラインズ"Small Planet Airlines"。
見た目ではどこの航空会社か分からない、可愛らしいデザイン。
リトアニアの航空会社ですが、イギリスやポーランドにも拠点があります。
先週発表されたプレスリリースでは、子会社のSmall Planet Airlines Thailandをタイに設立し、バンコク・ドンムアン空港から近距離国際線に就航予定とのこと。
European Small Planet Airlines will balance seasonality by establishing an AOC in Thailand - News - Small Planet Airlines
まずは2機で運航をスタートし、2015-16の冬シーズンに向け機材を6機まで増やす予定。
既にバンコク-中国・韓国線の航空運送事業許可(AOC"Air Operators Certificate")を申請段階。2015年春に申請許可が降りる予定で、運航は2015年秋を目標にしています。
"昨年の冬はブータン路線を成功させることが出来ました。そして今年の冬には2機の機材を使用し乗客の皆さんをカンボジアへ運びます。さらに本日、スモールプラネットエアラインズは、タイにレジャー航空会社を設立することを発表します。今後もヨーロッパにおける季節間格差を減らしていくビジネス戦略を進めて参ります。"とVytautas Kaikaris CEO。
実は昨年夏、ブータン・エアラインズと共同でバンコクからブータン・パロ線を運航。これがアジア市場進出のきっかけとなった初の成功路線。
今年の冬にはスカイウィングス・アジア・エアラインズと共にカンボジア・シェムリアップ-中国・韓国線を2機の機材で運航予定です。
乗務員のフレンドリーさで利用者からの評判は上々。
もしかすると、日本にも飛んでくることがあるかも?