日本のクリスマスと違い、欧米では家族と過ごすと過ごす大切な日。
極端に言うなら、日本の正月が欧米のクリスマスであり、日本の正月が欧米のクリスマス。
さて、そんなクリスマスのお話。
ヨーロッパ、特にイギリスやアイルランドは24日から25日にかけて、多くの公共交通機関が運休となります。
鉄道やバスだけでなく、飛行機も運休。
働いている人も家に帰って家族と過ごせ!というのが理由。
日本とは大違いですねw
では実際にどの程度のフライトが運休となるのか調べてみましょう。
欧州の2大LCCのの運航スケジュールで確認です。
まずはアイルランドのLCC、ライアンエアーの場合、12月24日クリスマスイブの夕方から26日朝まで運休となります。
ロンドン→バルセロナという人気路線でさえ運休。
基本的にヨーロッパで運航しているライアンエアーのフライトが対象なので、1日約1600便と言われるフライトが、クリスマス前後はまったく飛ばないということになります。
続いてイギリスのLCC、イージージェット。
25日のみ運休となる路線がほとんどです。
ただ、スイス発着のイージージェット・スイスが運航する路線を中心に、25日も通常通り運航する路線があります。
スイスはクリスマスだからといって公共交通機関が運休することがありませんからね。
そのため、飛行機もほぼ通常通りです。
LCCに限らず、24日~26日は欧州の多くのエアラインで運休や減便の傾向が見られます。
でも全てのフライトスケジュールを調べて、このエアラインはこのくらいの数が運休していて・・・なんて調べる必要はありません。
今の時代ならFlightradar24で一発!
まずはクリスマス前、平日22日のイギリス時間で9時・12時・15時のマップ。
平日はこんなもんです。
それが25日は以下のように。
22日と同じく、9時・12時・15時のマップです。
飛行機の数が明らかに違うのが、一目瞭然かと。
25日は長距離線が多いので、大きめの飛行機が目立つのも特徴です。
そんな訳で、来年以降クリスマス前後にヨーロッパへお出かけ予定の方はご注意を。
ちなみにクリスマス前はクリスマスマーケットで賑わいますし、クリスマス後は冬のセールが始まったり、大晦日~新年にかけての楽しいイベントがあり、十分楽しめますよ!