2013年ゴールデンウィークの国内線LCC会社の予約状況。

ゴールデンウィーク(4月26日~5月6日)期間中の国内LCC各社の予約状況です。

今年のゴールデンウィークはこんな感じ。
見事に分散。


ピーチ。
国内線
全路線計 提供座席数:75,240席(昨年比190%)
           予約数:55,077人(昨年比198%)


国際線
前路線系 提供座席数:23,760席
          予約数:17,309人

-搭乗日別予約状況-

ジェットスター。
提供座席数:95,040席
予約数:54,177名
予約率:57.0%

エアアジア。
-搭乗日別予約状況-



国内線の予約率をまとめると

ピーチ: 73.2%

ジェットスター: 57.0%
エアアジア: 57.8%

やはりピーチの方が高いですね。関西圏では一定の支持を得ているかと思います。

ジェットスターもエアアジアが就航している路線も、高需要路線ですから絶対に需要があるんですが、空席が目立ちますね。

軽く見てみても、例えばジェットスターの成田-大分線なんて5月3日以外未だに5490円ですよ。
一方、JALの羽田-大分線ではすでに26000円台をオーバー。
やはり既存の乗客からLCCに人が流れていないかと思います。

エアアジアはnow everyone can fly!として、誰でも飛行機に乗れる事をアピールしていますが、日本ではいかに既存のエアラインの乗客を奪うかが重要です。
なぜなら、日本人はみんな高いお金を払って、これまで飛行機を利用していたからです。それがあたりまえなんです。
もちろん、今まで飛行機を利用していなかった層が乗る機会が増えたのは間違いありません。
しかし、それだけは席は埋まりません。

日本人は高いお金を払って高付加価値なJALやANAを利用し続けてきました。
例えば羽田のアクセスの良さ、サービスの良さ等いくらでもあります。

そこにLCCが登場したわけですが、やはり知名度がまだまだですね。

個人的にエアアジアの国際線がヤバいですね。
ゴールデンウィークに関わらず、20%台は・・・・・・。

細かい話はゴールデンウィーク明けに実際の搭乗率が発表されてから!