バニラエアが機材変更で座席が足りない自体発生

自分の友人とブログ読者様からの情報です。

バニラエアが3月21日~22日(正確には不明)にかけて、機材変更により座席数が足りない事態が発生しているようです。

ご存知の方も多いと思いますが、現在バニラエアは5機で運用中。
そのうち、3機が新しい180席仕様、2機がANAからのお下がりの166席仕様となっております。
何らかのトラブルや天候による遅延・欠航等で機材が180席から166席に変更になると、14席分足りなくなってしまいます。

就航前からこういった事態が予想されていましたが、実際に起きるとは・・・・・・。

実際に席が足りなくなったJW905便では、協力金1万円で翌日へのフライト変更かキャンセルが可能だったとのこと。
乗客には前日までにメールで座席が足りなくなると連絡が来たようです。



他社でも似たような状況がよくありますが、それを解決する手段としてフレックストラベラー制度と言うのがありますね。

ANAやJAL等格安航空会社以外では一般的に、当日であれば1万円、翌日以降であれば2万円の協力金が支払われます。
さらに翌日以降の場合は宿泊費等も航空会社が負担してくれます。



さて、バニラの約款は以下の通り。
第7条 航空便の変更、運送不履行及び接続不能
B) 当社の都合による航空便の変更
1. 12条B項2号に定める場合を除き、当社が航空便を取り消した場合、正当な理由なく航空便を合理的な範囲を超えてスケジュールどおりに運航することができなかった場合、旅客の到達地若しくは途中降機地に寄航しなかった場合、又は予約した便の座席を提供できなかった場合には、当社は、旅客の選択により、次のa又はbの措置を講じます。
(a) 空席のある当社の他の航空便での運送
(b) 13条C項に定める当社の都合による払戻しの条項に従った払戻し
1万円をくれるなんて寧ろ太っ腹ですね!という感じです。

一方でジェットスターは
10.3 予約超過
お客様が予約した定期航空便の予約超過のために搭乗拒否された場合、当社は、お客様の当初の到着予定時刻についての合理的な時間内に、お客様がお客様の到達地に到着するよう試みます。当社がそれをしない場合、当社は適用される法又は適用される法がない場合には当社のポリシーに従って、必要とされる補償金及び取扱いを提供します。
ということで、自分の経験から言うとバウチャー+宿泊費・食費・交通費等もジェットスター側が負担してくれるはずです。



世界的に見ると、格安航空会社のオーバーブッキングと言うのは限りなくゼロに近い。
というのも、基本的に座席数を超える予約を取らない方針だからです。

今回のバニラのような出来事は稀ですが、今後もしばらく180席仕様と166席仕様が混在することから、同じような事態が起きるかもしれません。

対処法は48時間前になったら即webチェックインか、早めに空港に行くしかないでしょう。
バニラエアをご利用の方はどうぞご注意を!