はじめに
やっと安い価格で予約できたのでシンガポールを拠点にしている格安航空会社、スクートに搭乗。
日本線が就航してからすでに1年6ヶ月くらい経っている気がしますが、今回が初めての搭乗です。
航空券は往復共にセールで購入。
まずは昨年10月にfacebookのセールでシンガポール→成田を購入。
料金はtax支払手数料込で47シンガポールドル。約4000円。
しかし東京→シンガポールのセールがなかなか行われず、かと言って普段の底値である2万円を支払ってまでシンガポールに行く気は無い。
せっかく4000円で購入したのに、シンガポールに行けないな・・・なんて思っていたところにバレンタインセールが行われたので即予約。
料金はtax支払手数料込で12830円。
以上、合計で約16500円といったところ。スクートのセール以外の底値は往復で約32000円なので丁度半額。
但し、今なら名古屋-シンガポールがエアアジアで往復24000円くらいであるので特別安い!というわけでは・・・ないです。
航空会社: スクート
便名: TZ201
出発時刻: 成田空港11:50
到着時刻: 桃園空港14:20(実時刻: 14:55)
出発時刻: 桃園空港15:45
到着時刻: チャンギ空港20:15(実時刻: 20:45)
所要時間: 9時間25分
機材: 777-200ER
機体番号: 9V-OTB(Big Yella Fella)
機体番号: 9V-OTB(Big Yella Fella)
チェックイン
TZ201便は成田11:50発。スクートは3時間前からチェックインができるので、2時間30分前の09:20頃成田に到着しチェックインカウンターへ。
チェックインは成田空港第2ターミナル、Bカウンター。
すでに20人以上の列が出来てますが、自分も大人しくエコノミーの列へ。
チャンギ空港であればScootAboardという有料優先搭乗があるが、それ以外の空港はScootBiz(ビジネスクラス)かエコノミーの区別しかない。
webチェックインも無いので、早めに空港に来るのが吉。
チェックインは至って普通。
荷物はキャリーバッグとショルダーバッグのみ。キャリーバッグのみ計測されて、7.1kg。
機内持込手荷物は7kg、パソコンがあれば10kgまでOK。いつも通り預け荷物は無し。
事前に座席指定をしなかったので、通路側の席にアサイン。本当は窓側が良かった。
スクートは座席指定をしないと席の変更は一切出来ないと聞いていたので、逆にアップグレードしたら窓際に座れるんじゃね?と思い、思い切ってビジネスにアップグレードしたら窓側座れます?と聞いたところ座れると言われ、アップグレードを決断。
何故かと言うと、全てのカウンターにアップグレードのお知らせが貼ってあったから。
スクートはビジネスの空席が多い際、当日アップグレードが可能とのこと。
料金は日本発の場合短・中距離が6280円、長距離が9980円。
日本路線で言えば、東京-台北は6280円、東京-シンガポールは9980円。
約1万は高いが、ネタになるかと思いまして。
このアップグレードに含まれているのは
・食事、スナック、アルコールを含む飲み物、アイスクリーム(食べ放題・飲み放題かは不明)
・ScooTV(機内エンターテイメント)
・優先搭乗
等。
ビジネスのシートには電源も付いているので長距離の際はありがたい。
というわけで、アップグレードを決めて、カウンター端で手続き。
しかし、料金を支払って、搭乗券をいざ発券という段階で衝撃の事実が発覚。
なんとプロモーション料金で予約した場合はアップグレードが出来ないらしい。
確かにアップグレードのお知らせには小さく
エコノミーのお客様、プロモーション料金のお客様は不可
と書いてあった。
あああ、残念。なんて思っていたら、スタッフの方に「こちらの確認不足で申し訳ございません、お詫びとして3120円の足元の広い席へ変更させて頂きます」と言われ、ありがたいことに後方のエコノミーでも広い座席にアップグレード。しかも窓側。
こっちは痛くも痒くもないのに、そんな気配りをしれくれるなんて、スクート、素晴らしい。まるでシンガポール航空。乗ったこと無いけど。
ただ、アップグレードした席の料金を言ってくる辺がこれぞ格安航空会社。
搭乗前
機内食を頼む予定は一切ないので、搭乗前にお腹をいっぱいに。
2タミは朝から営業しているロクな飲食店がないので、いつもおぼんdeごはんでお茶漬け。
ただ、2012年の開店時から行ってますが徐々に味が落ちているような・・・・・・。 気のせいだと思いたい。
食後は隣のセブンイレブンでちょっと。
搭乗
11:10頃から搭乗開始。
搭乗口前ではクドいくらい機内への飲食物の持ち込みは禁止です!とアピール。
ポスターはデカいし、スタッフは呼びかける。
しかしペットボトルの飲料水やおにぎり・サンドイッチ等を持っていく人多数。それが正解。
機材は元シンガポール航空の777-200ER。大きい飛行機は機内も広めなので気分的にも楽。
今日の席は前述のとおり少し広めのスーパーシートなのでかなり快適。
搭乗口前ではクドいくらい機内への飲食物の持ち込みは禁止です!とアピール。
ポスターはデカいし、スタッフは呼びかける。
しかしペットボトルの飲料水やおにぎり・サンドイッチ等を持っていく人多数。それが正解。
機材は元シンガポール航空の777-200ER。大きい飛行機は機内も広めなので気分的にも楽。
今日の席は前述のとおり少し広めのスーパーシートなのでかなり快適。
フライト(成田→桃園)
11:40頃にはほぼ全員が搭乗していましたが、1名遅れてきた方がいたので、11:55頃ドアクローズ。どうぞお早めに搭乗口へ。
12:15頃離陸。
機内はほとんど空席が見当たらず。ほぼ満席。
最近の安い東京から台湾へのパッケージツアーはスクート利用がほとんどということで、春休み中の女子大生が半分以上を占めている感じ。というか、8割前後は女性。
そんな自分の周りも全員女子大生。
お昼時にも関わらず、機内食をオーダーしている人は周りにはほとんどいない状況。
しばらくすると新メニューになるとのことですが、今の機内食は写真で見る限り男の料理か!ってぐらい黒っぽい。
14:45頃台湾桃園国際空港に着陸。
14:55頃駐機場に停止。
日本との時差は1時間。
乗継
同じ機体でシンガポールまで行きますが、一旦荷物を全て持って降機する必要があります。降りた後は案内されている方へ向かうだけ。
クドいくらい案内版があります。
途中に係員がいるので、そこで搭乗券とパスポートをチェックして、Transit cardを貰う。その後セキュリティチェックへ。
成田で受け取った搭乗券はシンガポールなので無くさないように。
今回成田からシンガポールまで通しで行く方は見た感じ40人以上。
春休み中ということで、普段の倍の人数だとか。
搭乗口に着いたのは15:20頃。かなりの混雑。これは台北からも満席か。
15:30頃から搭乗開始。正直免税店なんて見る時間はゼロ。台北着が遅くなった場合は要注意。
でも到着が遅れたにも関わらず、ほぼ定刻での出発ができそう。
15:45過ぎにドアクローズ。
離陸まで順番待ちをして、結局16:15頃離陸。
台北までは結局約4時間。台北からは4時間以上のフライトです。
機内はガラリと変わって日本人は2割以下。ほとんど台湾人。
男女の比率も1:1といったところ。
20:35頃に着陸し、20:45頃駐機場で停止。
台湾との時差はないので、約5時間のフライト。
結局成田からは・・・なんと約10時間。思ったよりも長かった。
シートが後方だったので最後に降機。タイミングが悪かったのか入国審査は長蛇の列。しかも自分が並んだ列が全く進まない。結局30分程度並んでしまった。
より大きな地図で TZ201 を表示
1名の日本人客室乗務員も成田からシンガポールまで同乗し、最低限の日本人向けサービスもあるのかなという印象。
アナウンスが日本語であるだけでも嬉しいという日本人の方は多いはず。
なぜか台湾の入国カードは機内で配られ、シンガポールの入国カードが配られなかったのはきっとたまたま。
ま、あんなのは入国審査の前にちょちょっと書いてしまえばいいので。
台北ではセキュリティチェックがあるので、日本からの飲料水の持ち込みが基本的に出来ないのがポイント。
多くの台湾人は、空港ターミナル内の自販機や自分で持ってきたプラスチック製のボトルに搭乗口にある水飲み場で水を入れていました。
自販機はターミナル内にいくつもありますが、紙幣が使える自販機が1箇所しか見当たらなかったので、事前に硬貨を用意するか、カフェ等で購入するのが無難なところ。
個人的には台北で一旦荷物を取って、保安検査場を再度通過し、また同じ機内に戻るというのが面倒に感じてしまった。最早経由便というよりも乗継。
今までは同じ機材での経由便の場合、基本乗ったままで大丈夫だったことが多いので、2時間も3時間も留まるならともかく、1時間程度なら座ったままがいいなぁ~と。ただ、こればかりは仕方がない。寧ろ保安上は一旦全員降りたほうが間違いなく良いのはわかってます。。。
というわけで、スクートでシンガポール。悪くなかったです。料金を考えると満点かもしれない。
今後は往復3万円以下であれば利用するかな。それ以上だとちょっと・・・、というのが正直な感想。
復路も合わせて御覧ください。
搭乗記 スクート TZ202便 シンガポールチャンギ→東京成田
でも到着が遅れたにも関わらず、ほぼ定刻での出発ができそう。
フライト(桃園→チャンギ)
席は成田からと同じ場所。15:45過ぎにドアクローズ。
離陸まで順番待ちをして、結局16:15頃離陸。
台北までは結局約4時間。台北からは4時間以上のフライトです。
機内はガラリと変わって日本人は2割以下。ほとんど台湾人。
男女の比率も1:1といったところ。
それでも空席は殆ど見当たらず、成田発同様ほぼ満席。
すごいなスクート。
成田で調達してきた食料も底をついたので、機内販売でビールと水を購入。
約900円・・・・・・。
寄付、寄付したんですよ、スクートに。
しばらくすると夕日が。昼間に出てきたのにあっという間に日没。意外と遠い、シンガポール。
台湾との時差はないので、約5時間のフライト。
結局成田からは・・・なんと約10時間。思ったよりも長かった。
シートが後方だったので最後に降機。タイミングが悪かったのか入国審査は長蛇の列。しかも自分が並んだ列が全く進まない。結局30分程度並んでしまった。
飛行ルート
成田→桃園: 青
桃園→チャンギ: 緑
より大きな地図で TZ201 を表示
まとめ
多少遅れたものの、フライト自体はシートが広めだったお陰で至極快適。1名の日本人客室乗務員も成田からシンガポールまで同乗し、最低限の日本人向けサービスもあるのかなという印象。
アナウンスが日本語であるだけでも嬉しいという日本人の方は多いはず。
なぜか台湾の入国カードは機内で配られ、シンガポールの入国カードが配られなかったのはきっとたまたま。
ま、あんなのは入国審査の前にちょちょっと書いてしまえばいいので。
台北ではセキュリティチェックがあるので、日本からの飲料水の持ち込みが基本的に出来ないのがポイント。
多くの台湾人は、空港ターミナル内の自販機や自分で持ってきたプラスチック製のボトルに搭乗口にある水飲み場で水を入れていました。
自販機はターミナル内にいくつもありますが、紙幣が使える自販機が1箇所しか見当たらなかったので、事前に硬貨を用意するか、カフェ等で購入するのが無難なところ。
個人的には台北で一旦荷物を取って、保安検査場を再度通過し、また同じ機内に戻るというのが面倒に感じてしまった。最早経由便というよりも乗継。
今までは同じ機材での経由便の場合、基本乗ったままで大丈夫だったことが多いので、2時間も3時間も留まるならともかく、1時間程度なら座ったままがいいなぁ~と。ただ、こればかりは仕方がない。寧ろ保安上は一旦全員降りたほうが間違いなく良いのはわかってます。。。
というわけで、スクートでシンガポール。悪くなかったです。料金を考えると満点かもしれない。
今後は往復3万円以下であれば利用するかな。それ以上だとちょっと・・・、というのが正直な感想。
復路も合わせて御覧ください。
搭乗記 スクート TZ202便 シンガポールチャンギ→東京成田