GPSを遮るボーイング787の窓が嫌い

このブログでは以前から、記事の中で飛行ルートをご紹介しています。

こんなやつです。
どうやって作ってるんですか?とたまに聞かれますが、以前までは電子機器の使える間はGPSロガー、離着陸時や上手く受信できなかった場合はFlightradar24を筆頭に、飛行ルートを公開しているホームページからデータを持ってきて作っています。
今は日本でも電子機器の使用が解禁されているので、離陸から着陸までGPSロガーですけどね。

自分がメインで使っているGPSロガーはHoluxのM-241
2008年から使い続け未だに現役。他のGPSロガーもいくつか使ってみましたが、やっぱりM-241が一番無難。
あまりに高性能なロガーは機内で使うには不便。ある程度のデータさえ取れれば十分な飛行ルート作成には個人的に必要十分なロガーだと思っています。

ちなみにどんなデータが取れるかというと、緯度経度は当たり前ながら高度・速度・方位・時刻が取れます。

今はスマートフォンでもデータが取れます。例えばAndroidだったらMy Tracksあたり。
でも精度は圧倒的にGPSロガーの方が上ですし、バッテリーの心配もなく、窓の近くに置くだでいいGPSロガーはあと数年は飛行機のお供です。



さて、2011年に運用を開始したボーイング787。
快適で特に不満は無いんですが、唯一困るのがこの新タイプの窓。
この窓だとスマートフォンはもちろん、GPSロガーでもGPSが受信できない・・・・・・。

K's Memo-Randomさんによると、やはり電子カーテンが原因の様子。
JAL B787のGPS/PC利用環境: K's Memo-Random

どう窓に近づけても、電子カーテンを調節しても、GPSを受信でません。
おりゃああああああああ、とロガーを押し当てても無理(決して窓に傷をつけるようなレベルではありません。)。
1時間以上手に持って窓に近づけていても無理。
どうやっても無理。

今後787以外でも電子カーテンが採用されると、飛行ルートを作るにはFlightradar24あたりに頼るしか無さそうです。。。

リアルタイムの現在地がネットから簡単に見れる時代なんですけどね。
Boeing 787 Dreamliner Flight Tracker