詳しい内容は以下エントリーで。
ジェットスターで松山に行ってみた、その1。成田空港から松山空港へ。
記者さんは取材のための予約で、490円セールを狙ったようですが、あえなく敗北w
リアルですねw
松山空港での記念式典ではジェットスタージャパンの鈴木みゆきCEOに愛媛県知事・松山市長が挨拶。ポンジュースで乾杯して、式典は終了。愛媛っぽいw
注目度の高さが伺えます。
報道によると、水面下で愛媛県知事が動いていたと言う話もあり、知事は多少は頑張ったのでしょうw
ジェットスター側は「利用客の声を重視した」と言っていますが、そんな声はどーでもよくて、単純に人口と観光資源を考えた末の就航でしょう。「facebookのコメントを参考にしてます!」ってジョークが上手いwww
就航日のローカルニュースはジェットスター1色。
NHKから民放、すべての局でジェットスターを取り上げていました。
局によっては15分前後も放送し、ちょっと驚きました。
各社とも記者が成田発のフライトや松山発のフライトに乗ってレポートしたり、空港でのインタビューを放送。気合が違いますねw
記者さんのコメントは微妙でしたが、「LCC」という言葉を多くの視聴者が知るきっかけになったことは間違いないかと。
翌日の地方紙、愛媛新聞でも数ページに渡り記事が。
記者さんは取材のための予約で、490円セールを狙ったようですが、あえなく敗北w
リアルですねw
すでに四国の他の3県もLCCの就航に力をいれ、特に香川県は力を入れている様子。
高松空港には春秋航空が就航すると見られていますが、時期はまだ未定ですし、秋あたりにジェットスターが先に就航することも十分考えられるとは思います。
日本の地方都市は最低でも20万人クラスなので、今現時点で需要がなくても、大都市と地方都市を結ぶ路線は、LCCとしては理論上120%採算が取れる路線になる見込みがあります。
例えばヨーロッパに目を向けると、人口2~3万人程度の街にある空港でさえ、十分な観光資源があれば、デイリーでロンドンやパリと行った大都市を結んでいます。
日本の場合は地方都市と言っても、空港周辺の人口は20万人前後以上の場合が多い。
そして成田空港のある関東圏は3000万人を有し、空港から1時間圏内には約1000万人の人口がいる。
大学時代に学んだ、某LCCの就航に値するかを決めるポイントとしては、ある程度のレベルを日本の空港は既に満たしていると考えることができます。
あとはその他のポイント。
例えば就航するにあたって見合うだけの観光資源があるか。
こればっかりは難しいですね。
しかし現時点では大手2社が日本中の地方都市にも飛んでおり、この2社のシェアを奪わない限りLCCの成功は見込めないでしょう。
JALやANAが、自社の便数を減らしてまでジェットスターやピーチに譲るかというと、それは無さそう。
他国のLCCは、これまでなかった需要を新たに作り出すことで成功している例がほとんどですが、日本ではそこが難しい。
新たな需要を作ると言うなら、地方都市から地方都市へのフライトもアリでしょう。採算が取れるかわからないですが、チャレンジする価値は十二分にあります。四国であれば例えば北海道や沖縄へのフライトも十分可能性があります。
例えばANAが松山-那覇線に就航していますが、ピーチがそこに就航しても不自然ではないですね。譲るかどうかは別として。
以前あった松山-新千歳線も搭乗率が悪く、現在は運休中。こういった路線でもLCCなら採算が取れる可能性があります。
ただ、あくまで大都市圏から地方都市への就航が一通り終わってからの話。
これからもピーチとジェットスターは拠点をそれほど増やさず、地方路線や国内線を中心に就航していくでしょう。
さて、ジェットスターの成田-松山線はかなり好調な様子。松山・大分・鹿児島、全ての都市に就航直後に利用しましたが、松山が一つ二つ飛び抜けて搭乗率が高いですね。
鹿児島や大分の方はソラシドが人気なのかな?鹿児島だとスカイマークも選択肢としてはありますからね。
スカイマークやソラシドと言った所謂新規参入航空会社が参入している路線は意外と厳しいのかも。
ジェットスター側もANAとJALしか飛んでいない路線の方が、搭乗率が高いことがそろそろわかったかもしれませんw
ジェットスター側もANAとJALしか飛んでいない路線の方が、搭乗率が高いことがそろそろわかったかもしれませんw
ジェットスタージャパンは6月29日に13機目の機材が到着し、今後短期間でさらに4機が導入されます。その後18機目は9月に到着予定です。
夏は既存路線の増便が主な使い道ですが、9月10月以降、また驚くような就航地を発表してくるでしょう。もちろん、地方都市!
国際線への就航も予定されていますし、18機もあればかなり余裕のある使い方が可能ですねw
自分も新たな就航地情報を小耳に挟みましたが、本当かどうかwww発表まで待ちましょう!