国内線LCCで気になったこと

まだエアアジアは1往復分しかのってないけど、とりあえず忘れないうちに気になったことを書き留める。もちろん国内線の話。国際線は両社とも搭乗済み。

●英語でのアナウンス

ジェットスターは乗客の中に外国人がいるのに関わらず、英語での放送が無いフライトがあった。逆にエアアジアは必ず日本語の後、英語での放送がある。空港内・機内両方でのアナウンスでジェットスターは不徹底さが目立つ。外資系なんだし、そこはきちんと放送すべき。もし日本人が非英語圏で飛行機に乗っていたり空港で待っていたりした時、せめて英語での放送があると安心するように、我々日本人もそういった乗客がいることを忘れないようにしたい。

●機内持込手荷物のサイズ

エアアジア・ジェットスター共に荷物をきっちり調べてない気がする。特にエアアジア。ある乗客が高さ61cmのキャリーを機内持込として持ってた。いやー頑張って測っちゃったよw規定では55cmまで。細かいようなことかもしれないけど、LCCでは厳格に荷物サイズを規定し、追加料金を支払う仕組みになっている。誰か1人を許せば、ルールを守ってきちんと料金を支払っている人がバカみたいだ。ここは徹底的に厳しくすべき。

6便乗って、「お客様、少しスーツケースが大きいようなので、お調べしてもよろしいですか?」なんて聞いたこと無いしね。ちょっとでも怪しいと思ったら調べて、追加料金を取れ!もしサイズオーバーで一度でも乗ってしまって、次回乗った時注意したら、「いや~、前はこの荷物持ち込めたんだけどー?」なんて言われるのがオチ。就航時からサイズ制限を徹底する事により、様々なトラブルを回避できるんだよ!もしかして、どちらの会社も国内線は荷物制限がゆるいのかなー?そういう方針なのかなー?

●エアアジアの機内での飲食物制限について

「エアアジアの機内では、外から持ち込まれた飲食物はお召し上がりいただけませんのでご注意ください。」というのがホームページや機内誌等にかかれているが、本気でこれに取り組む気があるのかないのか。ジェットスターでは機内に持ち込んだ飲食物はアルコール以外基本的に何でもOK。しかしエアアジアでは機内で購入した飲食物しか、機内では飲んだり食べたりできないと言っている。機内放送でも必ず言っている。にもかかわらず、堂々と機外から持ち込んだ飲食物を食べたり飲んだりしている乗客がかなり見受けられる。
そもそもお茶や水さえ持ち込めないってどうよ?機内で350ml200円のお茶を買えと?
実はクアラルンプールを発着するエアアジアのフライトでもそういったルールにはなっているんだけど、誰も守ってないし、注意されることは滅多にない。もうこのルールは書いてあるだけで、意味が無いんじゃない?
で、日本の国内線でも注意なし。CAは見て見ぬふり。一体どうする気なのか・・・。
個人的にこのルールは大反対。海外のLCCでは家でサンドイッチを作ってきて、機内で食べたりする家族の微笑ましい姿を何度も見てきたし、日本だったら家族みんなでおにぎりとか食べたっていいじゃないか。「エアアジアの機内はカフェなんだよ。カフェの中で外から持ち込んだ飲食物を食べたりしたら問題だろ?」なんて意見もあるんだけど、それは違う。飛行機だ。カフェじゃねーんだよ。もう意味不明。
やっぱりね、機内は想像以上に乾燥するし、喉が渇く。せめて飲み物だけでも機内持込OKにすべきだよ。誰か脱水症状で軽く倒れねーかなー。「ウウゥ、機内で飲み物買うお金がなくて、お水を持ってきたんだけど飲めませんでした・・・」ってな感じで。何もビールを持込OKにしろって言ってるんじゃないんだよ。
そのうち「お家で作ったお弁当をLCCの中で食べる!」なんて特集、どっかの雑誌がやらないかしら?んで、東南アジアとは一線を画する日本のお弁当文化にエアアジアも脱帽!という流れ。早速、来週の札幌行きで試すか。

●日本の国内線はインドか?

・あまりにも大きな荷物を座席下に収納する人。頭の上のロッカーは空いていますよ。さすがにCAも注意してました。
・まだ離着陸中にも関わらずシートを完全に倒す人。シートを倒しちゃいけないって放送、聞いていませんか?危ないので優しく注意してあげました。
・「シートベルトサインが消灯し、飛行機が完全に停止するまで座席に座ったまま」と言っているのにもかかわらず、立ち上がる乗客。1人が立つとみんな立つ。早く立った所で、ドアが開くスピードは変わらないので、早く帰れるわけではありません。無駄です。おとなしく座りなさい。ちなみに18列目あたりの人が立ったらしく、18列目から後方はほぼ全員が立って、17列目より前方は誰も立っていないというカオスな状態。(ジェットスターは注意し、エアアジアは注意なし)
・2時間のフライトでシートを倒す人がいてビビる。ちょっとだけならまだしも完全に倒す人がいるとは!近距離ではシートを倒さないのが暗黙の了解では?ただでさえ狭い機内。前の人がシートを倒すと、目の前30センチに巨大な壁が・・・。ヨーロッパでは何回近距離に乗ったかわからないけど、前の人がシートを倒したことは一度も無いです。やっぱりライアンエアーのリクライニング出来ないシートが素晴らしいと思う。
こういったことは、中東のLCCに乗っている出稼中のインド人に良く見る光景でした。

●機内誌の充実度

ジェットスターは就航早々、日本国内線用の機内誌を作って来ました。いやー素早い。そんなにページ数は無いものの、それなりに充実しててさすが。就航地の情報もあり、特集は藤原竜也さんでした。イケメーン!もちろん英語の記事もあり、就航して2ヶ月なら満点でしょう。
一方エアアジアは4ページ程度の日本語冊子と、英語のみで書かれた分厚い機内誌。この機内誌はエアアジア国際線でよく見るやつだね。正直英語の機内誌なんて国内線では読む気が失せる。しかもあんまり綺麗じゃない・・・。ジェットスターは持って帰ってもいいんだけど、エアアジアは機内誌持ってっちゃだめなんだって。まあ確かにエアアジアは持って帰る価値すら無いよ・・・。

●搭乗券の処理(webチェックイン&預け荷物無しの場合)

・ジェットスターは家で印刷した搭乗券を持って搭乗口に行けば、乗れます。搭乗口ではバーコードを読み取るだけでOK。時間にして1秒以下。非常にスムーズです。
・エアアジアでは家で印刷した搭乗券を持って、保安検査場より前で係員からスタンプを押してもらって下さい。その際1枚の搭乗券を上下2枚に破って、ホチキスで係員が留めます。搭乗口ではホチキスで止めたものを剥ぎ取り、回収します。非常に効率が悪いです。なぜ他社はバーコード一発で、エアアジアは紙を破いたりホチキスで止める作業が必要なのか。もっと他に方法があるような。
もしエアアジアの方がジェットスターより価格が格段に安いならこんなこと言わないんだけど、同じだからね・・・。


とりあえずこんなもん。来週札幌行ってから再度まとめます。