数年前から航空関連の書籍は一通り目を通しています。特にLCC、格安航空会社関連の書籍は全部読んでいる・・・はず。
というわけで、LCC関連書籍を勝手に☆5段階で格付けです。上から目線でごめんなさい。
新しく出版されたものから順にご紹介しています。
こちらで紹介している本は全て購入し、読ませていただきましたので、決して立ち見等でチラッと読んだだけではありません。
尚、2014年5月までに出版された本で、雑誌は除外しています。
LCC関連書籍の特徴として、とにかく「鮮度」が命です。
どんなにLCCについて詳しく書かれている本があっても、1年後には状況が様変わりしているかもしれません。
特にガイド!使い方!利用方法!と書かれている本の鮮度には十分ご注意を。
出版されてから2年以上経った本は、よくご検討してから購入されることを強くオススメします。
新しく出版されたものから順にご紹介しています。
こちらで紹介している本は全て購入し、読ませていただきましたので、決して立ち見等でチラッと読んだだけではありません。
尚、2014年5月までに出版された本で、雑誌は除外しています。
LCC関連書籍の特徴として、とにかく「鮮度」が命です。
どんなにLCCについて詳しく書かれている本があっても、1年後には状況が様変わりしているかもしれません。
特にガイド!使い方!利用方法!と書かれている本の鮮度には十分ご注意を。
出版されてから2年以上経った本は、よくご検討してから購入されることを強くオススメします。
間違いだらけのLCC選び
★★★☆☆
LCCの選び方を教えてくれるようなタイトルですが、中身はLCC解説本です。
日本じゃLCCが選べるほどまだ飛んでませんから、なんでこんなタイトルなのかかなり疑問。
しかし中身はLCC活用術から、LCCの未来まで、幅広く丁寧に書かれており、決して悪い本ではありません。
LCCとは何か?という事を一から知りたい方には良いでしょう。
ただ、個人的には???と思う記述も多々あり、それほど安い書籍ではないので★3つ。
LCCのすべて (JTBの交通ムック)
★★★★★完全フルカラー。写真、イラスト多め。万人受けするLCC本はこれしかないでしょう。
まさにタイトル通り、「LCCのすべて」が詰まっています。
ジェットスターの整備現場訪問や、ピーチの客室乗務員密着取材まであるのは素晴らしい。
さすが名だたる著名人が執筆されてます。
LCCで行くモデルプラン等、よくあるような内容でありながら、今まで無かった記事が本当によくまとまってます。
LCCを利用したことがない人はもちろん、LCCを利用したことがあるけどただの安い航空会社くらいの認識しか無い方に是非読んで欲しい1冊。
Kindle版は815円と紙の約半額なのも嬉しい点。
みんなが知りたいLCCの疑問50 運航する旅客機は1機種だけ?座席の背もたれが倒れないって? (サイエンス・アイ新書)
★★★☆☆決して悪い本ではないのですが、この本に書かれているLCCの疑問50のうち、最低でも45は上の「間違いだらけのLCC選び」か「LCCのすべて」で書かれている内容です。
著者の秋本さん自身が「LCCのすべて」で執筆されていますし、わざわざこの本を買わなくても・・・という内容。
ただ、疑問に答えるという形式なので非常に読みやすく、初心者の方には良い本です。
格安エアライン利用ガイド2013-14 (知っておきたい「お得な買い方」と「賢い乗り方」)
★★★☆☆「LCCのすべて」が出版される前ではかなりオススメしたい1冊でしたが、今ならそこまで・・・という内容。
タイトル通り、あくまで「ガイド」という点が仇となっている気がします。
実際に利用されたレポート等も豊富で良いのですが、鮮度が命のLCC。出版されてからまもなく1年が経ち、今ならブログ等で情報収集した方が早いでしょう。
ちなみに毎年出版されており、14-15版が出るかもしれません。
危ういハイテク機とLCCの真実
★★★★★危ういハイテク機とLCCの真実を読んで、LCCの安全性を今一度考える。で書いたように、LCCを違った目線で書いている、唯一の本。まさに良書。
LCCに興味の有る方にはぜひ一度読んでいただきたい。
こういう考え方もあるのか・・・と勉強になります。
15万円で世界一周!?LCC利用術
★☆☆☆☆Kindle版で99円というお値段なので読んでみましたが、99円に見合った内容です。
LCCトップ5にエアリンガスが入ってる時点でもう・・・・・・という感じ。
著者の方は15万円で世界一周をしたわけではありません。
LCCが拓く航空市場-格安航空会社の成長戦略-
★★★☆☆
LCCを詳細に解説した良書。
出版されてから2年が経ち、状況が本書の内容とは違っている点もあるものの、海外のLCCについてや、なぜ日本でこれまでLCCが誕生しなかった等が細かに書かれています。
日本でLCCが就航した2012年に出版されたこともあり、間違いなく日本のLCC関連書籍を代表する1冊なんですが、値段が高い。
一般の方にはまったく向いていません。
激安エアラインの時代 (平凡社新書)
★★★★☆読みやすいです。LCCから日本の航空業界の問題点まで、幅広く書かれている良書。
杉浦さんの本はどれもオススメですね。
ただ、出版されてから年月が経ってしまったので、マイナス1。
「格安航空会社」の企業経営テクニック
★★★★☆
LCCはなぜ安いのか。そんな疑問に答えてくれる本。
企業経営テクニック、なので旅行者向けではありません。本当にLCCに興味が有る方だけ買うべきです。