今年も世界各地で格安航空会社が誕生予定!気になるLCCは?

あと数ヶ月で春秋航空日本(Spring Japan)が運航を開始しますが、新しい“LCC”格安航空会社が誕生するのは日本だけではありません。
世界では毎年数多くの格安航空会社が誕生しては消えています。

2014年も多数の格安航空会社が誕生予定なので、いくつかご紹介。

有名なのは、台湾のV air
台北桃園国際空港を拠点に、日本やタイへの就航を予定。日本はもちろん成田と関空です。
2014年9月、2機のA321で運航を開始する予定。

個人的に気になっているのがカナダのJetlines(ジェットラインズ)。
2014年秋以降に運航を開始し、カナダ初のULCCと呼ばれています。
ULCCとはUltra-low cost carrier(ウルトラローコストキャリア)の略。
ウルトラ!と付くくらいなので、日本語にするなら超格安航空会社といったところでしょうか。

世界的にULCCと呼ばれているLCCは少なく、ライアンエアーやスピリット航空が代表的。
どの辺が“超”格安航空会社なのかと説明するとそれだけで1記事書けるので割愛。

大都市近郊の空港(セカンダリー空港)を中心に就航する予定で、今のところバンクーバー近郊の街アボッツフォードとトロント近郊のハミルトンを結ぶ路線等が有力。

機材はA319とA320。このA319を導入するあたりがニクい。

A320はジェットスターやピーチで使われている飛行機。
A320の定員が180人に対し、A319は156人、A321が220人となっています。

最近の先進国で運航しているLCCの成功例をみると、A320とA319の両方を導入しているLCCが好調。
イージージェット(英国)やジャーマンウィングス(ドイツ)、スピリット航空(米国)など。

それほど需要が見込めなくても、空港がある街なら150人乗りの飛行機がベストサイズだったりするんですよね。
要は180人乗りに140人しか乗らないよりは、150人乗りに140人乗ったほうが燃費が良い。
需要があるならA320を使う。
そんな使い方をしているLCCが比較的好調なわけです。

カナダには既にウェストジェットという巨大なLCCが存在しているので、どこまでジェットラインズがシェアを伸ばせるかが注目ポイント。



ということで気になるLCCをご紹介。今年もLCCが世界中でアツいですよ!!!