使用する航空会社は現在のところ、ジェットスタージャパン、バニラエア、春秋航空日本の3社。
ピーチやジェットスターの国際線はこれまで通りのターミナルを使用するようです。
気になる点を見てみましょう。
アクセス
第2ターミナルに隣接した場所にある第3ターミナル。
鉄道と車の場合、第2で降り、そこから通路を歩くかシャトルバスを利用します。
通路を歩く場合の距離は約500m。約6分程度。荷物を持ちながらだと10分弱はかかると見るべきでしょう。
残念ながら動く歩道は整備されないようで、ひたすら歩く必要がありそう。
高速バスとタクシーの場合、第3ターミナルで直接乗降することが可能です。
東京シャトルやアクセス成田であれば、そのまま第3ターミナルに行けるので、自分は電車よりもバスを使う頻度が増えそう。
ターミナル内の施設
ターミナルは全てでは無いものの、24時間オープン。
24時間営業のコンビニや本屋を設置予定。
国内の空港では最大のフードコードが設置されます。
24時間営業では無いものの、深夜-早朝時間帯には休憩スペースとして利用できるそう。
国際線の出国後のエリアでは免税店やカフェもあります。
ただ、LCCでは荷物の制限が厳しいので、大量に免税品を買うのはご法度ですw
空港使用料
一番気になるのが使用料。
2015年4月8日から出発・到着する第3ターミナルを利用する全ての乗客に適用されます。
まず国内線。
大人は出発・到着ともに380円となります。
往復で760円となります。
国際線の場合、出発のみで1020円ですが520円(旅客保安サービス料)がさらに必要なので、合計1540円となり、既存のターミナルに比べ値下げとなります。
上記は第3ターミナルの場合のみです。
第1・第2ターミナルを利用する国内線の場合、出発・到着ともに440円となります。
まとめ
国内線使用料は往復で770円という報道が以前ありましたが、ほぼその通りの760円となりました。
関空の第2とほぼ同じ料金とはいえ、LCCの運賃を考えると決して安くはない金額。
第3ターミナルを使用することで航空会社側も様々なコストが下がるというメリットがありますが、果たして運賃の値下げはあるのか。
来年の4月8日以降、運賃が100円でも下がれば感動モノですが、実際は何も変わらず、往復で760円が増えるだけではないかな・・・と予想。
増税前に1050円(税込)だった商品が、増税後は1050(税抜)になってる並にイラッとします。
実際のターミナルはどうでしょう。
まだ詳しい店舗数やターミナル施設の詳細がわからないので何とも言えませんが、最低限の施設が整っていれば十分。コンセント等が自由に使えると良いですね。