5月9日、関空19:05発成田20:25着のジェットスターGK106便(乗客122人)は、客室内の非常用装備(サバイバルキット)の梱包に異常が見つかり、修理のため遅れて出発。
とにかく、今回の詳しい欠航原因が気になります。
当初は19:05発が20:00頃という案内だったが、さらに20:30と徐々に遅れが伸び、結局22:00過ぎに離陸。
しかし成田空港の運用制限(23時)にかかり、三重県上空で着陸を断念して関西空港に引き返す。
関空に引き返した後は、希望者にホテル宿泊のご案内及びバス手配。いつものように無料。
宿泊先は関空から5km圏内あたりの模様。
乗客には翌朝に振替便がでることを案内。
10:40発、GK7306便。
しかしこの振替便も9時頃欠航が決まる。
関空発成田行きはジェットスターが1日2便運航しているが、夜発なので、乗客には返金か伊丹経由のJAL便への振替案内。JAL便への振替は、例のごとく無料。
成田へ向かう方へは、成田まで補償されるかと。
というのが、一連の流れ。関空関係者の方からとフォロワーの方からの情報を元に作成しました。
事実と弱冠違うかも知れませんが、だいたいこんな感じかな。
しかしサバイバルキットの梱包とか謎ですね。
ギャレーに常備してあるはずですが、なぜ開封した状態に?そしてそれは修理しないと離陸できないんですかね?さすがにそこまでは詳しくないので、わかりませんw
さらに、成田での運用制限。延長適用がされるには、悪天候や急病人の発生などやむを得ないケースとされていますが、明確にされているんですかね?
今回は整備不良扱いで着陸許可が降りませんでしたが、もし、例えば乗客が故意にサバイバルキットを開けていた場合、整備不良ですかね?やむを得ないケースですかね?
ま、ジェットスターも勢いに任せて関空を離陸したわけではないので、これはしょうがないでしょう。
106便の後の108便は通常通り離陸しましたし、今回106便にご搭乗されてた方は運が無かったとしか言いようが無いですね。
そもそも前日は安全確認ができて関空を離陸したのに、なぜ翌日の振替便は欠航なのか。驚き。
現時点ではジェットスターからの情報が乏しく、何が原因なのかイマイチわからいので、後日改めて発表される事に期待。
ジェットスターと関係無いところだと、成田の運用制限にも問題がありますね。
成田よりも遥かに住宅が密集し、離発着する便数が多いロンドン・ヒースロー空港では、23:30-04:30に厳しい制限がかかっています。23:30まで運用OKなら、今回はセーフでしたね。
23:30-04:30に関しても、騒音が最小クラスの機材に限り、毎月5機まで着陸することを認め、同時間帯に着陸したい航空会社からは高額な着陸料を取り近隣住民に還元など、工夫次第で色々出来そうなんですが。
ヒースローに限っては、エミレーツがA380なら騒音が少ないから深夜便を!という交渉をしていると昨年ニュースになりました。
確かに飛行機は昔と違い騒音が小さくなっていますから、昔のままの運用制限を続けるのはおかしな話ですよね。
とにかく、今回の詳しい欠航原因が気になります。