ロクなLCCが飛んでおらずあまり空港として機能していない、茨城空港。
そんな茨城空港を、修学旅行で利用した中学校があるそうです。
衝撃的なのは、まだ2校しか利用したことが無いという事実ですがwww
スカイマーク利用なので厳密にはLCCとは言えませんが、海外では学校の行事等でLCCを利用するというのはごく普通です。
寧ろ、LCC以外を利用するなんてありえないと言っても良いでしょう。
すでに日本でも、オーストラリアの修学旅行にジェットスターを使用している学校はかなり多いのですが、国内線LCCとなると話をまったく聞きませんね・・・。
一方ヨーロッパでは、学生のためなら路線を拡大するぜ!と意気込むLCCもあります。
イスラエルでは毎年約2万5千人の高校生が、ポーランドのアウシュビッツ強制収容所を訪れています。自分も3回ほどアウシュヴィッツ収容所へ行きましたが、いつ行ってもイスラエルの高校生がいるんですよね・・・。
現在、イスラエルの学生はレガシーでアウシュヴィッツ収容所に近いクラクフへ飛んでいます。
その費用、日本円で約6万円。
距離的に東京-台北ぐらいですから、学生向け団体運賃だと日本の料金設定と同じくらいですかね。
ではライアンエアーならいくらか!?
3万円前後でしょうか!!!
今やヨーロッパの多くの学生はLCCを使って海外研修を行なっています。
どこに行くにもLCC。そもそもLCCしか飛んでない路線が多かったりするんですがw
それくらいLCCは日常の一部として溶け込んでいます。
さて、イスラエルの高校生2万5千人という話でしたが、茨城県の高校生は約8万人。中学生も8万人います。
需要があるから作るのではなく、需要を作り出すのがLCC。
茨城空港が修学旅行生で溢れるようなことは、近い将来起きるでしょうか・・・。