Source : Aviation Wire
9月18日、ジェットスターの福岡行きが燃料不足に陥る可能性があるとして福岡空港に緊急着陸したそうで。
さては、去年話題になったライアンエアーの技かと思ってしまいましたw
欧州のULCC、ライアンエアーは非情な燃料削減をパイロットに要求。法律ギリギリの給油しかせず、もしちょっとでも燃料が足りない時は、どこよりも先に緊急事態を宣言して我先に目的地の空港に着陸するという荒業をしているんじゃないかと話題にw
ま、実際はそんなこと無かったようですが。パイロットも人の子。ちゃんと燃料入れてます。死にたくないですよ。
ライアンエアーならありえるんじゃね?と思ってしまうのも事実なんですがw
さて、今回の緊急着陸。
実際に搭載していた燃料は成田-福岡往復分程度の燃料を積んでいたようです。
着陸後に調べた後もまだ50分は飛べる程度の燃料があったとか。
LCCだから搭載する燃料も節約してます!なんてことは無いのでご安心を。
法律で最低限搭載する燃料の量は決まっております。
でも、ちょっと緊急事態を宣言するには早かった?
ジェットスター、はっきり言って安全性には日系よりも厳しいオーストラリア仕込みのガイドラインがあります。
すでにご存知の方も多いと思いますが、よく欠航する鹿児島線。
他社が普通に離着陸しているのに、ジェットスターだけ福岡にダイバート!っていうのが今や定番。
火山灰って怖いですからね。有名な話だとBA9便や、アイスランド・エイヤフィヤトラヨークトルの噴火などなど。
アイスランドの噴火はイギリス在住時で、その頃丁度主要航空路の真下に住んでいました。突然まったく飛行機の音はしないし、飛行機雲は見えないしで衝撃を受けました。
普段は飛行機雲が常時2本以上、ちょっと空を見渡せば最低でも1機の飛行機は見つかるという感じだったので、あの頃はびっくりしましたねぇ。
話がズレましたが、ジェットスター、個人的には日系よりも安全だと思ってます。
例えばジェットスターは必ず非常口の座席に人を座らせますよね。
きちんとFAが非常時について説明。
マニュアル上、各列両側に2人以上座るのが義務付けられているとのこと。
あそこに座って説明を受けると、責任重大だな・・・と思わず思ってしまいます。
よく、座ると直ぐに靴を脱ぐ人いますけど、非常口前の座席は離着陸時、靴を脱ぐことさえ禁止ですw
日系なんて社交辞令みたいな案内でねw
ジェットスターの日本発着国際線で日本語が堪能なFAが乗っていない場合は、日本人でも英語が話せないと非常口席に座らせませんし。
一人一人FAが話しかけて語学力を確認。
そんなネタは他にもあって、最近の日系は窓の日除けもエコのために下げたまま離着陸したりしますが、ジェットスターは絶対にオープン!意地でもオープン!
そんなわけで何度か乗っているとジェットスター、安全に気を使ってるな!と肌で感じるわけです。
もちろん日系が危険と言っているわけでは無いです。
ジェットスターも就航直後に整備士の問題が発覚しています。
それでもあのカンタスグループですからね。少なくとも日本の某社よりは確率上安全ですw
こういうニュースが流れても利用者の方には冷静に情報を把握して欲しいですね。
LCCに対しての悪いイメージがひとり歩きしないことを祈るばかりです。