アマデウスが2013年上半期における世界の都市別LCC座席供給数を発表!

世界のLCC-格安航空会社の都市別座席供給数が出てたのでご紹介。さすがアマデウス。

世界で最もLCCの座席供給数が多い都市はロンドン
欧州中のLCCが集まってますからね・・・、5つも空港ありますし。納得。
自分もかなり利用させて貰いましたw

座席数を見ると今年2013年1月~6月までで約1477万席。断トツ、ハンパないw
去年の1月~6月は1438万席だったので、昨年に比べ3%アップと微増。
年間だと3000万席くらいがLCCって事ですね。

以下が2012年と2013年の上半期のLCC座席数の比較。世界の上位10都市です。
都市
2012年上半期座席数
2013年上半期座席数
前年比

1. ロンドン
14,381,410
14,770,173
3%
2. サンパウロ
10,053,159
10,751,221
7%
3. ジャカルタ
6,513,041
9,380,306
44%
4. KL
7,116,362
8,155,005
15%
5. ラスベガス
7,556,416
7,515,394
-1%
6. デンバー
7,107,811
6,905,360
-3%
7. シカゴ
6,541,093
6,852,703
5%
8. バルセロナ
6,681,110
6,696,157
0%
9. ニューヨーク
6,325,789
6,594,414
4%
10. マニラ
5,615,765
5,743,015
2%
*KL=クアラルンプール

このblogでは何度も記事にしていますが、既に欧米圏は格安航空会社が成熟期に入っており、著しい成長は見込めません。
現在は特にレジャー目的でのLCC利用が圧倒的多数なので、ビジネス目的でLCCを利用してもらえるようLCC各社は様々な対策を練っている段階です。
しかし欧米はフルサービスエアラインでさえLCCのような運賃を導入し始めているので一筋縄ではいかないのが現実。我々顧客からしたら使いやすくて良いんですがw

一方、アジアは今後もLCCの利用増加が予測されています。
第3位のジャカルタが前年比で44%UPを筆頭に、クアラルンプールも15%UPで好調です。
アジアはLCCの伸びしろがかなりあります。特に欧米よりもにLCCとフルサービスエアラインの違いが鮮明なのが特徴でしょうか。

そしてLCCの座席供給数が前年比で最も増加した都市はどこかというと・・・東京!
2013年上半期は昨年同時期に比べ、178%UP!
ジェットスターとエアアジアのお陰w

というかこうやって世界のランキングで見ると日本は異常ですね。
人口や市場の大きさからいって、LCCの座席供給数が桁違いに低い。
そして割合も。日本はまだ95%がフルサービスエアラインが握ってます。
格安航空会社対フルサービスエアラインの比率だとアフリカと同じレベル。

まだまだ日本はこれからです(๑´ڡ`๑)