日本とオーストラリアのジェットスターでセールを開催中です。
日本はWセール。オーストラリアではオーストラリアの日セールとなっており、国際線も対象。年に数回しか無い、同じタイミングでのセールです。
というわけで、今回は東京成田-ケアンズ線のセール価格を、日本とオーストラリアのそれぞれのページで比べてみましょう。既に何度か書いてあるネタでごめんなさいw
まずは日本のジェットスターのホームページで成田発ケアンズ行きを検索。
セール価格は16000円となっておりますが、別途taxが19780円かかるので、合計35780円。
続いてケアンズ発成田行き。
こちらは10821円と行きよりも安め!但しtaxが22740円なので、合計金額は33561円とそれほど変わらず・・・・・・。成田発ケアンズ行きの往復を日本のページで購入すると、69341円、約7万円となりました。
では次にケアンズ発成田行きのフライトを、オーストラリアのページで検索してみます。
ケアンズ発成田行き、料金は199豪ドル。日本円で約18000円です。
tax込の価格なので、これ以上の金額は不要(支払い手数料を除く)。
尚、taxは81.64ドルなので、運賃は117.36ドルとなっています。
続いて、成田発ケアンズ行き。
こちらはさらに安く167.01ドル。日本円で約15000円。
運賃は117.36ドルとケアンズ発と同料金です。taxは49.65ドルと安いため、合計では往路よりも安くなっています。
以上、ケアンズ発成田行き往復の料金は366.01ドル。
日本円で約33000円となり、なんと成田発ケアンズ行き往復の半額以下となります。
これはオカシイ!!!と考えるのが普通でしょう。
というわけで、運賃の内訳、特にtaxの中身を見てみましょう。
成田→ケアンズ | |
運賃 | 16000円 |
成田空港旅客サービス施設使用料 | 2040円 |
成田空港旅客保安サービス料 | 500円 |
燃油サーチャージ | 15200円 |
オーストラリア 国際線旅客サービス料 | 2040円 |
ケアンズ→成田 | |
運賃 | 10821円 |
燃油サーチャージ | 15200円 |
オーストラリア 国際線旅客サービス料 | 2040円 |
保安税(Safety and Security) | 420円 |
出国税(Passenger Movement) | 5080円 |
以下がオーストラリアのホームページで購入した場合。わかりやすいように日本円も併記しています。
ケアンズ→成田 | ||
運賃 | 10821円 | $117.36 |
オーストラリア 国際線旅客サービス料 | 2040円 | $22.09 |
保安税 | 420円 | $4.55 |
出国税 | 5080円 | $55.00 |
成田→ケアンズ | ||
運賃 | 10821円 | $117.36 |
成田空港旅客サービス施設使用料 | 2040円 | $22.13 |
成田空港旅客保安サービス料 | 500円 | $5.43 |
オーストラリア 国際線旅客サービス料 | 2040円 | $22.09 |
一目瞭然!
日本発(日本円)での支払いをするときだけ、燃油サーチャージが加算されるのです。
ジェットスターのホームページにも
燃油特別付加運賃(ジェットスター航空) | フライトの予約 | Jetstar - ジェットスター日本-オーストラリア間 1区間あたり 15,000円
(上記いずれも日本で支払いが行われる場合)
と丁寧に書かれています。
じゃあ、オーストラリアのページで日本発の往復を買えば良いじゃない!と思っても、日本発の往復は日本円で表記され、日本版ページで買うのと変わらないという仕組みw
安く買うなら片道ずつ買うのがベストですね。
日本発は燃油サーチャージを支払う必要がありますが、ケアンズ発は払わなくて済むので燃油サーチャージ分お得です。
もちろん日本版から予約できるので、英語に不安がある人でも安心。
あまりに金額が違うので暴動レベルだと思うのですが、まったく話題になっていないような気がします。
個人的にはどの言語・地域のホームページから購入しても、同じ航空会社であればほぼ同じ価格を提供して欲しい。
エアアジアなんかはその辺徹底してますよね。もちろんレートの違いで多少なりと差がありますが、さすがに万単位の差がでることはありません。
2年位前にジェットスターが日本からオーストラリアまで500円(tax抜き)!というセールをし盛り上がりましたが、その航空券で往復するとtax込で4万円弱でした。
オーストラリアからは毎シーズンくらいに今回ぐらいのセールがあるので、約3万円で日本まで行けるんですよね。羨ましいなー。
日本人はオーストラリア人の分の燃油サーチャージも払ってるんでしょうか?