セブパシフィックの1ペソセールで日本からドバイに行くといくら?

フィリピンのLCC、セブパシフィックは長距離線を飛ばしている数少ないLCCの一つ。
その長距離線は現在マニラ-ドバイ線のみ。
2014年から成田や中部に就航したセブパシフィックでドバイに行ったら、一体料金はいくらか、時間はどれくらいかかるのか調べてみます。

尚、料金は恒例の1ペソセールを適用したもので、為替レートにより変動します。また、一部路線はデイリーでの運航でありません。最短で接続が出来た場合のスケジュールです。

成田→ドバイ→成田

出発地出発時刻目的地到着時刻所要時間料金(現地)料金(日本円)
成田11:45マニラ15:455時間****8661円
マニラ16:35ドバイ21:359時間5015.33ペソ12000円
ドバイ23:10マニラ(翌日)11:408時間30分495.03ディルハム14000円
マニラ05:25成田10:354時間10分2538.25ペソ6000円
フライト上、往復共にマニラで1泊する必要があります。
料金は、往復tax込で約4万円です。

中部→ドバイ→中部

出発地出発時刻目的地到着時刻所要時間料金(現地)料金(日本円)
中部21:10マニラ(翌日)00:104時間****8621円
マニラ16:35ドバイ21:359時間5015.33ペソ12000円
ドバイ23:10マニラ(翌日)11:408時間30分495.03ディルハム14000円
マニラ15:20中部20:254時間5分2538.25ペソ6000円
こちらは復路のみ当日乗継が可能です。乗り継ぎ時間は4時間40分。セブパシフィックの定時運航率を考えると微妙な時間。
往復4万円は変わらず。

関西→ドバイ→関西

出発地出発時刻目的地到着時刻所要時間料金(現地)料金(日本円)
関西20:40マニラ23:504時間10分****7341円
マニラ16:35ドバイ21:359時間5015.33ペソ12000円
ドバイ23:10マニラ(翌日)11:408時間30分495.03ディルハム14000円
マニラ15:20関西19:553時間35分2318.50ペソ5500円
中部同様復路のみ当日乗継が可能です。
成田・中部に比べ1000円~2000円程度安いです。



マニラ-ドバイの単純往復だと約25000円。
距離・フライト時間を考えると、世界屈指の安さです。

問題はやはり快適性。
Cebu Pacific Air - Our time is the new Filipino time
First look: Long-haul, budget flights of Cebu Pacific

エアアジアXのA330のシートピッチが31~32インチに対し、セブパシフィックのA330は30インチ。
30インチといえば、普通のLCC(28インチ~29.5インチ)より気持ち広い程度。
このシートで9時間は耐えられなくないですが、ちょっとしんどいかもしれません。
隣が空席だと余裕ですが、満席だと・・・・・・。

エミレーツやエティハドの日本-UAE直行便は、年に1~2回あるセールだと6万円を切る事もあるので悩みどころ。
荷物を預けたら、差額は1万円程度になってしまいます。

しかしセブパシフィックだと、セールの頻度が多く、日程も柔軟に決められ、何より安いという点に魅力があります。



ちなみにドバイからLCCで安く行ける国としてオススメなのが、ブルガリアの首都ソフィア。東ヨーロッパ最大のLCC、ウィズエアーがドバイ-ソフィア間を運航しています。
所要時間は5時間と長めですが、料金はセールで片道5000円~と破格。
セブパシフィックでドバイまで行けば、日本から片道3万円以下でヨーロッパまで行けてしまうんです。

アフリカ方面であれば、エジプトが片道1万円~、エチオピアが15000円~が相場でしょう。

ま、今や日本からヨーロッパまでの往復航空券が7万円前後で買えてしまう時代なので、LCCで行くのは変わり者かもしれませんね(๑´ڡ`๑)