エティハドのA380に新設される「The Residence」がハンパない

UAEのアブダビを拠点にしているエティハド航空が、2014年12月27日からアブダビ-ロンドン線にA380を導入するとのこと。
このA380に新しく誕生するのが、ファーストクラスの上をいく「The Residence」。シンガポール航空のスイートクラスみたいなもんでしょうか。

座席数は、エコノミーが417席、ビジネスが70席、ファーストが9席と設定されている中、レジデンスはたった2席。
どんなシートなのかは動画を見て頂ければすぐにわかるでしょう。
もう飛行機じゃないですね。

画像でご紹介。
まずはリビングルーム。
こちらが普段座るシートですね。お食事とかもここで。
このシートだけで軽く6人くらいは座れそうです。

左に見える32インチのモニターにはHIDMIが付いているらしいです。
機内でPS4が出来るとか出来ないとか。
Etihad's A380 'Residence' has a lounge, double bed and an en-suite shower
いや、PS4と言わずにHDMIがあればなんでも出来るんですが。

こちらがベッドルーム。
ダブルベットです。こちらにも27インチのモニターが。
2人で搭乗しても、喧嘩すること無く別々の映画が楽しめます。

そしてバスルーム。
機内のシャワーといえばエミレーツのA380ですが、こちらはレジデンス専用のシャワーですから誰かを待つ必要もなく、お湯のある限り自由に何度もシャワーが浴びれますよ!

ここまで来ると完全に空飛ぶホテルにしか見えないわけですが、ホテルといえばロビーが必須。
こちらはファースト・ビジネスとの共用スペースとのこと。
ラウンズスペースのあるエアラインはいくつかありますが、その中でもトップクラスなのは間違いありません。



さて、肝心のお値段。
アブダビ-ロンドンの片道で1人約220万円。往復で約440万。
7時間のフライトで220万円ですよ?
エアアジアのセールで、羽田-クアラルンプール間(所要時間約7時間)が220回乗れます。

ちなみにファーストクラスは往復約80万円、エコノミークラスの往復は6万円~です。
なんかファーストクラスなら乗れそうだなーと思ってしまいましたが、ただの勘違いでした。