LCCで世界一周をするのに必要な最低限の知識Part6 -欧州-北米-

*2015年1月1日現在の情報を元に作成しています*

いよいよ大西洋越です。
数年前に比べいくつかルートが選べるようになりました。

楽々快適ノルウェジアン

欧州と北米の移動で、圧倒的な安さを提供しているのがノルウェジアン。
北欧4カ国とロンドンを加えた欧州5都市とアメリカ5都市を結んでいます。
就航地と便数は以下の通り。
ロンドンストックホルムオスロコペンハーゲン
オーランド週1-週1週1
フォートローダーデール週1週1週3週2
ロサンゼルス週4週3週2週3
ニューヨーク週6週4週4週4
サンフランシスコ-週3週2-
路線によっては週1便と少ないものの、様々な都市が結ばれているのがポイント。

料金はセールで150ユーロ~と比較的安価。
通常の最安値でも200ユーロ以下から予約が出来ます。
Part3でも書きましたが、座席指定や預け荷物は比較的高め。
オプションを選ぶ際はFSCと比較することをお忘れなく。

流行のアイスランド経由

2015年5月から北米線を開設するのが、アイスランドのLCC、WOW air。
レイキャビク-ワシントンDC線と夏のみのボストン線の2路線です。

どちらもノルウェジアンが就航していない都市で悪くありません。
セールで買えれば比較的安く、アイスランドも楽しめ、一石二鳥。
アイスランドの首都、レイキャビクまでは欧州各都市とLCCで結ばれており、北米-レイキャビクのみWOW airを使うという方法も。

夏ならカナダ!

毎年夏のみですが、ウエストジェットがセントジョンズ-ダブリン線とハリファックス-グラスゴー線を運航しています。
一部フライトはトロント-セントジョンズ経由-ダブリンのように運航しており不便はありません。

料金はトロント発で250ドル前後~。
アメリカとカナダを両方楽しみたい方や、アメリカには用がない方にオススメ。

LCC縛りなら使いたくないエアリンガスとエアベルリン

何故か日本ではLCC扱いされている両社。
上記で紹介したLCCの運賃と比べると、決して安くはありません。
片道航空券よりも往復航空券の方が安かったりと、ほぼFSC。
semi-LCCとも呼びますね。
実際以前は受賞していた様々なLCCに関する賞も2010年以降両社は受賞していませし、様々なLCCの会議に両社の名前はありません。
LCC縛りを極めたい方は両社を使わないルートを作成したほうがいい、それが持論です。

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