LCCで世界一周をするのに必要な最低限の知識Part4 -日本-中東-

*2015年1月1日現在の情報を元に作成しています*

旅の上級者なら選びたいのが日本と欧州を、中東や南アジア経由で周るルート。
日本-中東間はあまりにも候補が多いので、いくつかのルート毎に見ていきます。

セブパシフィックで簡単激安

やはり安いのは1ペソセールで購入するセブパシフィックでしょう。
日本-マニラ-ドバイで片道5000円。日本-マニラ-クウェートなら片道3000円程度。
また、クウェートはビザが必要なのでビザ代を入れるとドバイとクウェートも料金的にほとんど変わらない点に注意が必要です。

中東まで1回の乗継で行け、この安さは魅力的。
但し、あくまで1ペソセールということを忘れてはいけません。
頻度が多めのセールや通常の最低運賃の場合、日本から中東まで3万円~です。

試してみる?シルクロード

夢は陸路でシルクロードでも、飛行機なら楽々。
日本から春秋航空で中国へ。
西安からウルムチを経由してUAEのシャールジャへ。
しかしあまりセールをしないエアアラビア。
日本からシャールジャまで片道5万円は見るべき。
中国国内は陸路。ウルムチ-シャールジャだけエアアラビアを使うという方法もアリでしょう。

旅と言えば南回り

東南アジアを寄りながら、インド辺を経由して中東に入るのが王道でしょう。
自分もマレーシア-インド-UAEという王道ルートを使いました。
東南アジアとインドを結ぶ路線は非常に多く、自由にルートを作ることができます。
また、中東で多くのインド人が働いているため、インドと中東を結ぶ路線も豊富。
フライトに困ることは無いでしょう。

バングラデシュやミャンマーを経由したり、インド国内を周ったり・・・。スリランカを組み込むのも良いですね。
料金はどんなルートを使うかでまったく異なってきます。

インドと中東の間にはパキスタンやアフガニスタンがあるので、ここは空路でスルー。
カザフスタンやウズベキスタンといった国々は東南アジアや南アジアからは厳しく、LCCなら中東から行くしか無いでしょう。

まとめ

アジアは路線の開設・運休が多いエリアでもあり、希望のルートが無くなってしまったり、新路線が激安セールになっていることも。
需要が多い路線であればダブルデイリー以上なので、あえてそういったメジャーなルートを作成するのもアリ。
きちんとした計画がLCCで世界一周をする際には必要です。

インド-中東に関しては、FSCも低価格で販売していることもあり、LCC縛りが無ければ利用する価値が高いです。

また、一括りにLCCと言っても、中東のLCC(エアアラビアやフライドバイ)はそこまで激安ということはなく、セールの頻度もかなり低め。

中東に魅力を感じなければ、一気にFSCで欧州へ飛ぶのも節約する方法でしょう。

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