LCCで世界一周をするのに必要な最低限の知識Part3 -日本-欧州-

*2015年1月1日現在の情報を元に作成しています*

LCCの世界一周で最も悩やまないルートが日本-欧州間。
日本-欧州では南アジア、中東経由でも行けますので、今回はあくまで日本-欧州の最短ルートの絞ります。

何が何でもノルウェジアン

アジアと欧州を直接結んでいるのは北欧のLCC、ノルウェジアン・エア・シャトルのみ。
奇跡のLCCと呼んでいいでしょう。
お陰で欧州の人が安く東南アジアに行けるようになりました。
もちろん、その逆も。

バンコク発着のストックホルムとオスロ線が週2便ずつ。コペンハーゲン線が週1便です。合計週5便。
ノルウェジアンは欧州の規制上の理由もあり、フライトが遅延した場合でも食事や宿泊の無料提供があります。
また、経由便の場合は乗継保証も。
例えばバンコク発オスロ経由ロンドン行の航空券を購入した場合、仮にフライトが遅れオスロ→ロンドンのフライトに間に合わなくても、空いている次便に無料で振替が可能。
エアアジアのフライスルーみたいなもんですね。

料金はどの路線も片道150ユーロから。
但し、座席指定や預け荷物は30ユーロ以上と高め。
オプション無しは激安ですが、ちょっとでもオプションを付けるとFSCとの差額をよく計算することを勧めます。

日本-バンコクは?

タイエアアジアXでひとっ飛びでも、台北や香港を経由してもOK。
数年前とは大きく異なり、日本と東南アジアの移動は様々なルートを選ぶことが出来るようになりました。
今年はノックスクートの運航も予定されており、バンコクまでの移動は簡単でしょう。

まとめ

ノルウェジアン唯一のアジア線ということで、今後も飛び続けて欲しいと願っておりますが、実は撤退するんじゃないかと危惧しております。
タイの方も観光するなら欧州よりも日本!なんて話も聞き、あまり利用者数が伸びていない様子。
バンコクから日本へ行くのも北欧に行くのも同じ値段。あまりにも贅沢な話。
なのに日本を選ぶ。日本人としては複雑ですね。

日本からヨーロッパへ旅行に行く観光客も、大抵大きなスーツケースがいっぱいになるほどお土産を買いますし、スーツケースを預けたり機内食を考えると、エティハドやカタール、エミレーツと言った中東経由のFSCが安かったりするんですよね。

また、東南アジアと欧州を結んでいるFSCが比較的安い料金で発売していることも。
何度も言いますがオプション無しならノルウェジアン一択。荷物があるならFSCをチェックすることも忘れないようにしましょう。

最初に書いたように、日本と欧州間の移動は南アジアや中東を経由して行くことも可能。
もちろん料金を考えればノルウェジアン一択ですが、個人的に中東は好きなエリアですし、ユーラシア大陸を一気に飛んでしまうのは勿体無い気も。
そう感じる方はPart4を御覧ください。

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